「50歳は歌舞伎の世界では若うございます。端から勉強しなおし、芸道に精進させていただきます」
中村勘三郎の他の名言
「僕の場合、子どもも芝居やってるんですよ。僕の親も芝居やってたから、自分はその間の中継ぎって感じで生きていますね。うちのオヤジがやったことが、僕の肉体や考えを通して子どもに伝えられていく。先輩の芸を後輩に受け流しているような気がします」
「(拍手鳴りやまず、再び開いて言った一言)これ、いつもは開けないんですが、今日は、お月様がきれいなんで」
「芝居と言うものは、その演目を観に行くところから既に芝居の一部が始まっており、お客さんが体験する空間は、家路へと向かう劇場の扉を開けた瞬間から徐々に閉じられてゆく…だからこそ、お客さんのおもしろいと思う芝居を提供しなければいけない」
「男と女が好きになって、いろいろあってもいいじゃねえか。理にかなってるから“可倫だよ」
「ただ、役者として立派なだけじゃあダメ。人間としてもちゃんとしてもらいたい。僕のおじいさん(六代目尾上菊五郎)は“偉い人でも物乞いでも、対する時は同じ態度であれとおふくろを育てたそうですが、おやじ(十七代目中村勘三郎)もまったく同じ方針でした。僕と女房も、それだけは息子たちに伝えたいと思っています。誰に対しても態度を変えない。そして情がある。そんなことを伝えていけたならうれしいですね」
「歌舞伎では積み重ねが大事だし、人生経験も生きてくるものなんです」
「(子育てで二人の息子たちに伝えたかったこと)とにかく芝居だけは大切にさせたいと思い、厳しく育てたつもりです。歌舞伎役者の家ですからそれは当然ですが、この前息子たちが“孫ができても、僕たちを叱ったときのようにやってくれなきゃダメだよって言うんですよ。そう言ってもらえてよかったと思います」
「(歌舞伎の中に残っている「日本の心」について)いろいろなものがあるかもしれませんが、やっぱり“自己犠牲の心じゃないでしょうか。『寺子屋』にしても『熊谷陣屋』にしても、他人のために自分の子供を殺すわけですから、究極の自己犠牲です。これはなかなかよその国ではわかってもらえない」
「そもそも歌舞伎は江戸時代、その時代を代表する格好いいものだったはずなんですよ。ラップもそうでしょ? こういう試みが若い方からどんな反応を引き出すのかも楽しみですね。せっかく渋谷で、しかもコクーン歌舞伎でやるわけだから、いろいろな挑戦をしてみたいと思っています」
「(人間国宝の中村又五郎氏について語った言葉)又五郎のおじさんには小さなころからとてもかわいがっていただいたんですが、『佐倉義民伝』にお願いして出ていただいたときは、体力もなくなっておられました。甚兵衛が宗吾を力いっぱい引きとめるシーンなどでは、その力が入らない。でも客席で見ていた女房は“おじさんは万力で止めているように見えたって言うんですよ。芸の力って大きいですねえ」
関連する名言
「勉強不足の役者が演出家を権力者にしてしまうんだ」
— 蜷川幸雄
「クリントン元大統領の事務所で働いてからは「自分が世界を変えるためにまだまだいろいろなことをやりたい」と思っているうちにもっと勉強したいという気持ちが高まり、結局ハーバード大学院の試験を受けたら一発で合格して入学した」
— REINA
「人生の後半戦の勉強は、若いときとは全く違う」
— 外山滋比古
「私はその(文芸批評家の)間にあって、自分の凡庸さがわかり甚だ困惑してきた。それだけに刺激されるところ多く、勉強になった」
— 亀井勝一郎
「自分で勉強して実践して、失敗したり成功したり、そういう経験が増えれば増えるほど自分に自信を持てるようになる」
— ショックアイ
「NPOの事業に参加したことは大きくて、収益最大化のロジックではなく、「社会をよくするために」というゴールに向かって難易度の高い問題に立ち向かう経験はすごく勉強になりました」
— 森本千賀子
「モデルのオーディションに合格するようになったのは、資格の勉強を始めてからでした」
— アンミカ
「細かい事は楽しむ前に済ませておいて、勉強でもなんでもいざ始まったら楽しむように考えてみる! とことんまでイッたら馬鹿にされる事もあるかもしれないけど、馬鹿にされるくらいまで楽しんだモン勝ちやで」
— 村上信五
「「生物的な快楽」とは、おいしいものを食べたり、セックスをしたときに得られる直接的な快楽です。「報酬的な快楽」とは、農作物を育てたり受験勉強をするなど、ある目的を達成するため努力しているときに得られる快楽です。ランナーズハイなどもこれに当たります。そして、報酬的な快楽のほうが、直接的な快楽より強いんです。よく、「ゲームにハマっていてご飯を食べるのを忘れていた」ということがありますが、それは食欲によって得られる快楽をゲームが代替しているからなんですね。そして、こうした報酬的な快楽のなかでも特に強いのが“自分語りの快楽です。SNSなどで自分の行動や考えを書くと世界中の人から「いいね!」などと肯定されます。こうした社会的報酬はセックスの快楽よりもすごく大きい。今は少子化が問題になっているので、本来ならばもっと性欲を発揮してもらわなければ困るのですが、現代はこうした強い快楽があるので、皆さんセックスをしなくなっているのではないでしょうか」
— 中野信子
「死ぬまで勉強」
— 中村勘九郎
