「研究者が自分の研究が本当に新しいか、誰かの真似になっていないかを常にチェックする必要があります。大阪市立大学大学院に在学中、助教授に言われた言葉が印象に残っています。それは、「阿倍野の犬実験になるな」です。日本の研究の多くは、「米国の犬がワンと鳴いたという論文があるが、日本の犬もワンと鳴いた」というものです。さらに日本の犬がワンと鳴いたという論文を見て、「阿倍野の犬もワンと鳴いた」と書く。研究者は油断すると、他人の方法論を真似て、阿倍野の犬のような論文を書いてしまう。こういう研究からイノベーションは生まれません」
山中伸弥の他の名言
「研究は芸術と一緒なんですよね。何かをゼロから作り出すという創造の世界」
「生が尽きるまで生きるしかなくて、それだったら楽しく生きよう」
「研究者は基本的に失敗するもので、そもそも失敗を良くないことだと考えると研究はうまくいきません」
「僕たちは自分たちが知っている範囲のことでしか物事を判断できない。だから予想というのは、あくまで自分の知識の範囲内に留まってしまう」
「実験はうまくいっても、結果が予想と違うということがほとんど。でもそういう時こそがチャンス」
「臨床の経験があるのとないのとでは、(患者さんへの)向き合い方が全然違ったんじゃないかと思います」
「最先端の科学を研究していると、今自分がやっていることは本当に良いことなのかどうか自信がなくなることもある」
「僕は両親が共働きで、ずっと鍵っ子だった」
「宇宙が生まれて百数十億年、あるいは地球が生まれて46億年、生命が生まれて38億年、その中で僕たち人類の歴史はほんの一瞬にすぎません。しかしそんな僕たちが地球を変え、生命も変えようとしている」
「スポーツ外傷の患者さんを治療する専門医になりたい」
関連する名言
「微生物は十分に研究し尽くされていませんし、見方によっては研究は始まったばかりと思っています」
— 大村智
「クリントン元大統領の事務所で働いてからは「自分が世界を変えるためにまだまだいろいろなことをやりたい」と思っているうちにもっと勉強したいという気持ちが高まり、結局ハーバード大学院の試験を受けたら一発で合格して入学した」
— REINA
「僕は、高校生のときにイタリアやスペインへ行って、大学の春休みには毎年1か月くらいインドやカンボジア、ベトナムなどアジア辺りを回っていた」
— 箕輪厚介
「東京大学の先生だから、教養があるかというと、それは全然違うことなんです。東大の先生は、知識はあるに決まっているわけで、それは「専門的に」あるということです。教養があることとは違います」
— 吉本隆明
「われわれ科学者は、自分たちの成果がどういう結果につながる可能性があるのか、もっと高い意識を持たなければなりません」
— 利根川進
「大学の教授より、むしろ小学生の先生を大事にしなければいけない。小学校の先生が白紙の子供を教えるのだから」
— 田中角栄
「一流大学出て一流企業に行くスタイルじゃない人たちがたくさんいる訳です。その人たちにもチャンスがある時代ですよ。気持ちさえあれば必ず前へいくんですよ」
— 安藤忠雄
「この道を行くと大変だと分かっていたら、そこに向かいなさい。そうすれば楽しい人生になる」
— 大村智
「(英語の勉強法)一番いいのは、薄いのでもいいから本を読むことじゃないかな」
— 利根川進
「一人の科学者の一生の研究時間なんてごく限られている。研究テーマなんてごまんとある。ちょっと面白いなという程度でテーマを選んでたら、本当に大切なことをやる暇がない内に一生が終ってしまう」
— 利根川進