中野好夫の他の名言

善意、純情の犯す悪ほど困ったものはない。第一に退屈である。さらに最もいけないのは、彼らはただその動機が善意であるという・・
友情とは、相手の人間に対する9分の侮蔑と、その侮蔑をもってしてすら、なおかつ磨消し切れぬ残る1分に対するどうにもならぬ・・
およそ世の中に、善意の善人ほど始末に困るものはないのである。ぼくは善意、純情の善人から、思わぬ迷惑をかけられた苦い経験・・
聡明な悪人こそは地の塩であり、世の宝である。
金がいらぬという男は怖ろしい。名誉がいらぬという男も怖ろしい。無私、無欲、滅私奉公などという人間にいたっては、ぼくは逸・・
悪人というのは概して聡明な人間に決まっている。
真の友情とは、相互間の正しい軽蔑の上においてこそ、はじめて永続性をもつものではないのだろうか。
善意から起こる近所迷惑の最も悪い点は一にその無法さにある。無文法にある。警戒の手が利かぬのだ。
(善意から起こる近所迷惑のような)善人のゲームにはルールがない。どこから飛んでくるかわからぬ一撃を、絶えずぼくは恟々と・・
死後の生存などというものは、なくて幸福、あってくれてはただもう大迷惑というに尽きる。(中略)要するに、生命などというも・・

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