「ファミリーレストランとファストフードの戦いとよく言われますが、マクドナルドが郊外でこれだけ売れて店を展開できているのも、求められるサービスの質が変わってきているからじゃないでしょうか」
藤田田
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「ファミリーレストランとファストフードの戦いとよく言われますが、マクドナルドが郊外でこれだけ売れて店を展開できているのも、求められるサービスの質が変わってきているからじゃないでしょうか」
藤田田
「モータリゼーションの進行というのは、人々が忙しくなっているということです。ゆっくりしている暇もない。だから1日のうち1回か2回かはファストフードを食べなければ、時間が足らないのです。どっちが現在の時代に合ったサービスか、といえばもうはっきりしていることでしょ」
藤田田
「昔は地方都市に出店する場合、まず駅前に出店して知名度を上げて、それから郊外店を出していく、というパターンを取っていたのですけれど、最近はいきなり郊外にドライブスルー店を出してもドーンと月商3000万円ぐらいいっちゃうのです。これはTVコマーシャルなどでマクドナルドのブランドが全国に浸透してきているからだと思います」
藤田田
「文化というものは上から下に行くものなのです。下から上にはいきません。昔も舶来文化というものは、中国や韓国の文化が奈良時代には奈良の都市に、それ以降はまず京都に入って来たでしょう。明治以降の頂点は東京ですからね。舶来文化はまず東京で売らなければいけません。長崎や岡山からやるというのは間違っているのです」
藤田田
「(銀座のまん中に第1号店を出したことについての言葉)要するに日本の輸入文化はすべて東京からはじまっているのです。ケンタッキーフライドチキンは名古屋の郊外からはじめましたが間違っておるんですよ。東京の中心は銀座ですから、当然銀座からはじめました」
藤田田
「サンキューセールはいろいろ形を変えて続けていくつもりですが、さらに価格を下げるつもりはないのです。価格をさらに下げることのメリットはないのですよ」
藤田田
「年間5店から10店は閉めています。要するに人材も効率的な使い方をしなければ、日本一高い月給を払っている会社ですから、日本一儲からなければ月給は払えませんからね。それはとりもなおさず日本一効率の高いシステムに常にマクドナルドを変えていかなければいかん、ということです。売上げの悪い店はどんどん閉めて、売上げのいいところに集結させていかなければなりません」
藤田田
「ハンバーガーで育った世代が増えてきて、モータリゼーションがさらに進行して食生活に安さとスピードをさらに求める傾向が加速度的に強まっていく」
藤田田
「僕らはね、週に1回は立ち喰いでも良いから、蕎麦食いたい。ウドン食いたいと思うでしょ。マクドナルドもそんな存在になりたいんだよね」
藤田田
「店頭での発注は電子化したけれど、余った過去の伝票は、裏返しでメモ用紙として再利用してもらうことで社員には無駄遣いしない文化を持って貰っている」
藤田田
「マクドナルドの店頭の椅子はね、日本人の平均身長より2cm大きい人を想定して設計しているんだ。マクドナルドを食べて育った子供たちは、いつか平均身長が2cm伸びて、ウチの椅子がちょうど良いと感じてくれるように」
藤田田
「これからの日本人は、短期的な勝負を狙わないで長期的な勝負を狙ってほしい」
藤田田