「世の中には、自分が近代人であることに得々としている人がいる。私は、厭だな、と思う。が、それを咎(とが)めることは出来な・・」
車谷長吉
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「世の中には、自分が近代人であることに得々としている人がいる。私は、厭だな、と思う。が、それを咎(とが)めることは出来な・・」
車谷長吉
「作家は毒蛇になって、人に咬みつかなければいけない。咬みつかれた方は悲鳴を上げるだろう。併(しか)しその悲鳴こそが、小説・・」
車谷長吉
「地方人はまだ地方にいる時は、田舎者ではない。東京に出て来て、はじめて「田舎者」にされるのである。」
車谷長吉
「自分が自分であることの不快、これが私が書きたいことだ。」
車谷長吉
「文学の本質が悪を書くものである以上、書くことはそれ自体が悪であり、あらゆる文学者はある意味で犯罪者、言うなれば人非人(・・」
車谷長吉
「人間の偉さ(崇高さ)には、どんなに偉い人であっても限りがあるが、人間の愚かさは底なし沼である。」
車谷長吉
「私小説は自己曝露の文学である。この場合、自己曝露とは自己の周縁の他人曝露をもふくむ。」
車谷長吉
「他人の評価の中で生きる人生。厭(いや)だな、と思うても、これからは逃れられない。」
車谷長吉
「地球温暖化、資源枯渇、環境破壊、原子力発電の核燃料のごみは溢(あふ)れ、それでもなお人は「空騒ぎ」を続けるであろう。そ・・」
車谷長吉
「休みの日は大抵は精根尽きて、終日、アパートで死人のように眠っていた。併(しか)しこの死人はまた背広・靴を身に着けて、「・・」
車谷長吉
「人間の善には、どんなに善人でも限りがあり、併(しか)し人間の悪ぶりは底なしである。」
車谷長吉
「東京を古里にしている人がある。東京は言う迄(まで)もなく日本の首都である。併(しか)し私のような田舎者にとっては、植民・・」
車谷長吉