「愛は欠けたるものの求むる心ではなく、溢(あふ)るるものの包む感情である。人は愛せらるることを求めずして愛すべきである。」
倉田百三
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「愛は欠けたるものの求むる心ではなく、溢(あふ)るるものの包む感情である。人は愛せらるることを求めずして愛すべきである。」
倉田百三
「若い時には若い心で生きて行くより無いのだ。若さを振りかざして運命に向かうのだよ。」
倉田百三
「百の悪行に悩まされて自分の罪を感じている悪人よりも、小善を積んで己の悪を認めぬ偽善家のほうが仏の愛から洩れている。」
倉田百三
「愛とは他人の運命を自己の興味とすることである。他人の運命を傷つけることを畏れる心である。」
倉田百三
「恋愛は性欲と質を異にするものではなく、より高き形における性欲である。」
倉田百三
「たとえ遊女でも純粋な恋をすれば、その恋は無垢(むく)な清いものです。世の中には卑しい、汚れた恋をするお嬢さんがいくらあ・・」
倉田百三
「恋愛は、生命が性を通して天的なものに達せんとする生命の営みである。」
倉田百三
「恋するとき人間の心は不思議に純になるのだ。人生のかなしみがわかるのだ。地上の運命に触れるのだ。」
倉田百三
「青春は短い。宝石の如(ごと)くにしてそれを惜しめ。」
倉田百三
「ああ、滅びるものは滅びよ。崩れるものは崩れよ。そして運命に壊されぬ確かなものだけ残ってくれ。私はそれをひしとつかんで墓・・」
倉田百三
「生活には懐疑というのが密雲のように幾重にも襲うてくる。若(も)しくはずっと疑って動かない。それを克服することは容易な業・・」
倉田百三
「この世は無常迅速というてある。その無常の感じは若くてもわかるが、迅速の感じは老年にならぬとわからぬらしい。」
倉田百三