「ビジネスマンに成り立ての頃、ある先輩に「管理職になったら、部下の言うことを良く聞くこと」と教わりました。「賛成か反対か、部下の意見をちゃんと聞けと言うことですね」と聞くと、「そうではない」と言いました。「賛否のような結論は、話を聞かなくても数秒でわかる。大事なのはなぜ反対なのか、なぜ賛成なのか。部下の考え方のパターンを知らないと、その部下を上手に使えないだろう」と言うわけです」
出口治明
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「ビジネスマンに成り立ての頃、ある先輩に「管理職になったら、部下の言うことを良く聞くこと」と教わりました。「賛成か反対か、部下の意見をちゃんと聞けと言うことですね」と聞くと、「そうではない」と言いました。「賛否のような結論は、話を聞かなくても数秒でわかる。大事なのはなぜ反対なのか、なぜ賛成なのか。部下の考え方のパターンを知らないと、その部下を上手に使えないだろう」と言うわけです」
出口治明
「「学生時代に勉強をサボってしまった自分はどうすればいいのでしょうか?」と聞く人がいます。そういう人は今日から勉強すればいいだけの話です。今後の人生を考えると、いまの自分が一番若いのですから」
出口治明
「時間をつくるには、まず捨てられるものは捨てる。私はテレビとゴルフを捨てました。これだけでずいぶん時間ができます。そして、やりたいことを習慣にすることです。忙しいからといって、風呂に入らない人はいないでしょう。読書や新聞を読むことも、風呂や歯磨きと同じ習慣にしてしまえばいい。強い意志をもって歯磨きを継続している、という人はいないでしょう」
出口治明
「ライフネット生命の採用試験では、難しいテーマを与えて字数無制限で論文を書いてもらっています。これは考える力を見たいからです」
出口治明
「努力が実りそうもないから何もしないというのは、生き方として疑問です。「この世界に生きる一人一人の人生は、世界経営計画のサブシステムである」というのが私の考えです。全員がいずれかのパートでふさわしい役割を果たすからこそ、この世界が維持されている。あなたの努力はあなたの人生だけでなく、この世界のあり方にも確実に影響を与えているのです」
出口治明
「会社の都合に従う代わりに毎月給料が支払われる。それが会社員の仕事の基本です。上司から仕事を命じられたら、それがつまらない仕事に見えてもすべてやるのが当たり前です。ただし、どうせやるなら楽しくやった方がいい。自分の頭でやり方を考えるというのは、仕事の能力をあげるためのテクニックでもあるのです」
出口治明
「いくら肉が好きでも、肉だけを食べていたら健康を損ねてしまうのと同じで、自分の興味や関心の範囲だけで仕事をするとインプットの幅が非常に狭くなります。とくに若いうちは、やりたくないこと、役に立ちそうにないことにも取り組んで、脳のいろいろな部分をまんべんなく刺激すべきです」
出口治明
「自分の仕事のスタイルが完成するぐらいの年代であれば、キャリアアップを前提にした仕事選びをすることもあり得ますが、若いビジネスマンはあまり好き嫌いを言わず、目の前のことに一生懸命取り組めばいいと思います」
出口治明
「努力をすれば必ずその分報われるといった幻想を持ちすぎてはいけません。厳しい言葉かもしれませんが、それが事実であることは歴史が証明しています。いつの時代も人間の努力の99%は徒労に終わってきました。しかし、努力をやめなければ、人生には1%の可能性は常に用意されているのです」
出口治明
「私が新入社員だったときには、上司に仕事を頼まれたら、「何のためにその仕事をやるのか」ということをまず確認していました。そのうえで、その目的を効率的に達成するにはどうすればいいかを考えて実行するのです。さらに、先輩たちはどういう方法でそれをやっていたかを聞いて、自分のやり方と比べてみるということを習慣にしていました。そうすれば、たとえ雑用のような仕事だって、頭のトレーニングになります」
出口治明
「若いうちは上司から指示された仕事をきちんとこなすことが大切ですが、それをどう達成するかは自分で考えるべきです」
出口治明
「仕事ができるというのは、人より多くの付加価値を生み出すことだと私は思います。そのためには、隣の席の人より長く働くのではなく、隣の席の人が思いつかないようなことを考えられるようにならなければいけません。「人と同じことは絶対にやらない」という気概がなければ、新しいビジネスの発想は絶対に生まれません」
出口治明