「結局はさ、あんな刹那的なことを言いながらも、きっと、ちゃんとした人間に見られたいとか、社会と順応して生きていたいとか、もっと言ってしまえば、報われたいみたいな所懐があったんだと思うのよ。好き勝手やってるくせに、ホント高慢ちきな輩だよ」
マツコ・デラックス
「結局はさ、あんな刹那的なことを言いながらも、きっと、ちゃんとした人間に見られたいとか、社会と順応して生きていたいとか、もっと言ってしまえば、報われたいみたいな所懐があったんだと思うのよ。好き勝手やってるくせに、ホント高慢ちきな輩だよ」
マツコ・デラックス
「人を笑わせる行為って、最も客観性が必要なことよね。しかもそれって、とても自虐的要素の強い作業で、己が人様からどんなふうに見られているのか、何を求められているのかを冷静に判断できなければ、そこに笑いは生まれない。客観性って、いかに自分を曝け出せるのか、嘘を付けずにいられるのかなんだろうね」
マツコ・デラックス
「キワモノ上等!でも、でもなのよ。アタシ、「笑わせる」のは大好きだけど、「笑われる」のは大嫌い。が、現実は厳しくて、アタシを笑っている人の八割は、「笑わせてる」のではなく「笑われている」ことぐらいは百も承知よ」
マツコ・デラックス
「そう、アタシはよく判らない規格外の人だ。けれども、紛れもないゲイの女装癖だ。笑われてなんぼなことも、治外法権であることもよく解っている。それを最大限利用し糧を得るしか生きる道はないことも。アタシはまた、覚悟を決めてなかったんだよ」
マツコ・デラックス
「よく、オカマは何を言っても、何をやっても許されるから羨ましい、なんてことを言われるけど、それはアタシも重々、治外法権であることの有り難みを感じつつ、男でも女でもないところの隙間を、緩く漂わせて頂いているわ。もちろん、その実相は、男からも女からも、自分には関係のない生き物、別の社会と見なされているからこその治外法権、それであることも理解しているつもりで、要は、みなさまにとっては他人事を延々と叫んでるに過ぎないんでしょうね」
マツコ・デラックス
「女であることに悦び、女であることに嘆き、女であることを叫び続けるアンタを見ていると、何でだかアタシ、ちょっとばかり悔しいんだよ」
マツコ・デラックス
「垂れ流しにした己の自意識に人様が反応してくれて、それでおまんまが喰えればきっと幸せになれる、そう信じてきたのに、急に達磨落としのだるまになったようなもんで、この巨体だし、落ちたら結構痛かったのよ」
マツコ・デラックス
「逃げるように帰った実家から母親に追い出され、ボロアパート暮らしのくせして、借金してまで女装している頃よ。上の階から女の喘ぎ声が聞こえてきた時、心の叫びというかなんと言うか、無意識の内、口に出してこう叫んでいたわ。「チンポもいらない、ゲイとしての幸せなんていらないから、だから神様、アタシにたらふくメシを喰わせて、日の目を見させて」」
マツコ・デラックス
「子育てって面倒くさいことの連続よ。子育てに限らず、生きるってことは、面倒くさいことを次々と乗り越えてゆくことよ。でも、それらから眼をそらし続けてゆけば、親子関係も、お母さん自身も、そしてもちろんお子さんも、現実を直視することのできない人間になってしまうわ。面倒くさいことを回避しては絶対に生きてゆけないの。頑張って、面倒くさいことを」
マツコ・デラックス
「同性愛者にだって異性愛者にだって、いい奴もいれば悪い奴もいる。同性愛だから自分を悪いなんて思っちゃ絶対にダメよ。同性愛者だから特別なことなんて何ひとつないの。同性愛者だからって劣っていることもなげれば、かといって、同性愛者だからって優れていることもない。ただの人間よ」
マツコ・デラックス
「デブだからって人付き合いを避けないで。大人は人格や仕事で評価するのよ」
マツコ・デラックス
「幸せの定義なんて存在しません。切りがないのよ、幸せもお悩みも」
マツコ・デラックス