「当の豊田たちが『自分の罪は死刑に相応しい』と言っているわけですからね。弁護人も困り果てていましたが、私は彼らの顔を思い出すだけで涙が出る」
佐木隆三の他の名言
「もう、あの、温かな中に戻れませんが、私のぼけてゆく頭の中に、たゆたゆと光を放っているのです」
「小説の世界で追憶してみる。その試みが、ここに収めた小説なのだ。むろん作者の経験であろうはずはなく、虚構にすぎないけれども、どこかに自分が投影されている気がする」
「わたしは今頃になって、自分の青春が何であったかを、考えてみることがある」
「妻に先立たれたとき、男にはどんな思いがあるのだろう。辛いでしょうが、こういうときほど酒を飲みましょう」
「これまで100件以上もの死刑判決に接し、そのつど冷静でいられなくなりながらも傍聴に通うことを繰り返してきた私は、豊田や広瀬は死刑にすべきじゃないと思うくせに麻原など特定の人物に関しては、こいつだけは死刑にすべきと思ってしまうんです」
「先日死刑が確定した『北九州監禁殺人事件』の松永太の場合もやはり死刑は当然でしょうし、そこがまた私の大いなる矛盾というか、インチキなところなんですが、死刑制度そのものには懐疑的でいながら死刑廃止とは言い切れないんです」
「豊田亨にしろ広瀬健一にしろ、あんなに優秀で純粋な若者が、なぜあんな尊師の言う無理難題をひたすら実行し、極悪非道を働いたのかという思いがこみ上げて、その虚しさは例えば宮崎勤に感じる虚しさとは全く異質です」
「事実は光を当てる角度によって、まったく異なる表情をみせる」
関連する名言
「盛年は重ねて来たらず、一日再びあしたなり難し。時に及んで当に勉励すべし、歳月は人を待たず。」
— 陶淵明
「少年の願いは風の願い。若き日の思いは、長い、長い思いである。」
— ロングフェロー
「青春とは人生のある期間ではなく、心のありようである。人は、ただ年を重ねただけでは老いない。」
— サミュエル・ウルマン
「ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい」
— ポール・ニザン
「憂いの深いときは必ず誠を尽くして下の者に接するが、志を得れば情に任せて人に傲る。」
— 魏徴
「昔から国を失った君主は皆、安きに居て危うきを忘れ、治まっているときに乱を忘れた。だから長続きしなかったのだ。」
— 魏徴
「聖人が安きに居て危うきを思うのは、まさにこのためである。」
— 魏徴
「あいつにとって代わってやろう。」
— 項羽
「文字など、自分の名前が書ければ十分だ。剣も一人を相手にするだけで学ぶに足りない。学ぶなら万人を相手にする術を学びたい。」
— 項羽
「天が私を滅ぼすのだ。どうして渡る必要があろうか。」
— 項羽