「あかあかと一本の道とほりたり たまきはる我が命なりけり」
斎藤茂吉の他の名言
「己の行く道は間違ってはいない。むろん苦険道であるから時々へたばる時がある。けれども己は歩兵のように歩む。」
「ひとごとは冷めたくとも済む。自分に対する考は炎を潜(くぐ)った鉄のようにあらねばならぬ。」
「死に近き母に添寝(そいね)のしんしんと 遠田(とおだ)のかはず天に聞(きこ)ゆる」
「あたらしき年のはじめは楽しかり わがたましひを養ひゆかむ」
「をさなごは畳のうへに立ちて居り このをさなごは立ちそめにけり」
「意地には、緊張が伴う。」
「いささかの為事(しごと)を終へてこころよし 夕餉(ゆうげ)の蕎麦(そば)をあつらへにけり」
「実相に観入して自然・自己一元の生を写す。これが歌の上の写生で、写生は決して単なる記述などではない。」