「物語ってみんな違う。傷跡って古い写真に近い。古い写真は思い出じゃん。メモリー、記憶。だから傷跡を撮ることによって、何か過去の時間と出会う」
石内都
「やっぱり写真家というのは、本物を目の前にすればいろいろなことが自ずと見えてくるものだと思います」
— 石内都
「表面じゃないです。私が気にしているのは。その向こう側とか見えないものを撮りたいの」
「(母の遺品を撮り始めた理由は?)(生前)あまり母とうまくコミュニケーション取れてなかったんですね。(しかし徐々に)母との確執がなくなりつつある時に死んじゃったの。これから話をしたいなと思う時にもういないんです。(それで)困っちゃって。どうしようと思った時にタンスを開けたら下着がいっぱい。母の皮膚がいっぱい詰まっているような気がした」