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僕にとって一番つらい仕事は、組織の改革を牽引してきたリーダーである自分自身から権限を引きはがし、委譲することでした。なぜそのようなことをしたかといえば、僕の存在がローソンを「考えない組織」に戻してしまう恐れがあるからです。かつてローソンの組織は、ひたすら「真似をしろ」と言われ続け、考えることをやめていました。そこで僕はダイバーシティー(多様性)を取り入れ、分権し、武器も与えて考える組織に変えてきました。ですが、僕がそれを強力に推し進めれば推し進めるほど、今度はみな僕の顔色を見ながら仕事をするようになってしまう。「新浪さんがこう言っていたから」で通るようになってしまうんです。本人にその気があってもなくても、強力に改革を進めてきたトップは独裁者になる危険があるんです

新浪剛史

ローソンはROE(自己資本利益率)では16%と業界トップですが、店舗数では業界2位に留まっています。出店にだけ力を入れれば、業界1位になることは不可能ではないでしょう。しかし、欲に負けて「出店競争」という無謀な勝負を挑めば、どうなるか。企業体力を失い、人材の育成が滞り、不測の事態を招く恐れがあります

新浪剛史

経営者の仕事とは、人を動かすこと、人をして何かを興すことです。その判断は、ロジックよりも、「この人についていこう」という動物的な感覚に左右されます。だからダイレクトな言葉の力がとても重要になる。そして、それは諸刃の剣です。勢いや決意と一緒に、迷いや弱気も伝わってしまう。私は二義的な表現は避け、迷わずに言い切ることを心がけています。そのため、常に考えて、考えて、考えている。自分を追い込んでいる。そこまでやって初めて、言葉に魂がこもるのです

新浪剛史

ビジネスにも事業を継続するという大前提があります。社長在任中、ローソンの営業利益は11期連続で伸びており、その上昇率は平均で約7%強でした。数字を良くすることだけを考えれば10%の成長も可能だったかもしれません。しかし重要なことは、自分の在任中の数字だけを良くすることではなく、私が社長を退いてからも、ローソンが持続的に成長することです

新浪剛史