「世に埋もれた 今のままが こころやすらかで つきぬ醍醐味があるようです」
榎本栄一
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「世に埋もれた 今のままが こころやすらかで つきぬ醍醐味があるようです」
榎本栄一
「私の心の海は 毎日波だちますが 底から何か うまれそうなので それをじっと見ています」
榎本栄一
「やはり私 悟りひらくのは かの土(ど)へ行ってから この土の悟りには かすかに 慢心がのこる」
榎本栄一
「無理しないという細い道が ようやくわかりかけた 然(しか)しまだときどき ふみはずす」
榎本栄一
「行詰まって 身動きできなくても いつか ほぐれて みな 動きだす」
榎本栄一
「にちにち出会う なんでもない あたりまえの人を ひそかに 拝めるような 私になりたい」
榎本栄一
「百年たてば 自分の子や孫もなくなり 泥まみれの私の生涯を 知る人もなくなるだろう 然(しか)しそこに 草が繁り 虫が生・・」
榎本栄一
「私はこの海で まいにち 小舟を漕いでいます ゆく先はわからぬが わからなくともよいのです」
榎本栄一
「年とるにつれ 弱るにつれ 尽きぬいのちが 私の底から涌(わ)いているのを いつしか拝むようになり」
榎本栄一
「漬物には 重石がだいじである 私という漬物に これは 天からいただいた重石 どうぞよい味に漬かってくれ」
榎本栄一
「持病あるは ありがたし 持病あるゆえ 無理しようにも できないのが ありがたし」
榎本栄一
「人間はみな たれも通ったことのない 自分が はじめて通る道を 一生かかってあるく」
榎本栄一