「レベルの違いはあっても、好きなら上手くなりたいものだと思うんですけどね。下手でもいい、負けてもいいと思っている時点で、それはそんなには好きじゃないんだと僕は思ってしまいます」
中田英寿
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「レベルの違いはあっても、好きなら上手くなりたいものだと思うんですけどね。下手でもいい、負けてもいいと思っている時点で、それはそんなには好きじゃないんだと僕は思ってしまいます」
中田英寿
「サッカーを単なるスポーツと考えたり、ビジネスと考えている人には理解できないかもしれません。僕はサッカーが本当に好きなんです。僕にとってサッカーは人生であり、家族のようなものでもあります。楽しくてやっていたはずのサッカーを楽しめなくなってしまった。その時、それでお金を稼いでいるということを、自分の人生に対する裏切りだと感じたんです。サッカーに人生を懸けてきましたが、それはサッカーが好きだったからで、お金のためにやっていたわけじゃない。そのバランスが崩れてしまった。楽しくないことを、お金のために続けるのは、僕には考えられなかったんです」
中田英寿
「負けない試合をやる舞台ではないですから。勝てるかどうか、それを試されるのが世界大会です」
中田英寿
「僕はずっとサッカーをやってきて、その部分まで切り離すわけではないので。サッカーは今でも好きですよ。チャリティマッチをやるのも、お金を稼ぐためではなく、別の何かのためにサッカーをやろうとした結果です。今までとは形は違いますが、サッカーを楽しみながら続ける、僕なりのやり方だと思っています」
中田英寿
「最終的には、自分に嘘をついてまで続けたくなかった。それが引退の理由ですね。それが僕の生き方ですから」
中田英寿
「サッカーは一人でやるスポーツではないので、僕が後悔しても意味はありませんから。個人的に、「こうプレーすれば良かった」と振り返ることはあっても、チームとしてこうすれば良かったとは考えないですね」
中田英寿
「僕はいままでどのチームでも監督と意見交換をしてきました。それこそ小学校の時からであって、別に代表だからやったわけじゃないです。それが自分のやり方なので。僕はあくまで選手ですが、その立場からの意見は話します。監督には自分の意見があるので、聞き入れてくれる部分とそうじゃない部分はあります」
中田英寿
「僕は各年代の代表で世界大会に出ていたので、W杯は一番上のレベルではあるけれど、世界大会の雰囲気についてはわかっていたつもりです。つまり、そこで負けない戦いを選択して善戦しても意味がないことも、わかっていました。結局は、勝つか負けるかしかないんです。その前のアトランタ五輪でも、グループリーグで2勝1敗でしたが、結果的には先に進めなかった。それじゃ、意味がないんです」
中田英寿
「そもそも、僕は若いうちから髪を黒くしていたことがないんですよ。赤とかブルーとか、毎回変えていました。だいたい、サッカー選手がルックスだけ目立っても意味はないですしね」
中田英寿
「自分のプレーを出し続けられるかどうかというのは、本当に個人のステップとしても大事だろうし、また今の日本代表に一番必要なものじゃないかなというのは何となく周りから見ていて思うところですね」
中田英寿
「僕はドリブルでフェイントをやる選手じゃないから、それよりもスピードの緩急で入り込んでいくプレーを。相手を初回追いつかせないという」
中田英寿
「「目の前で、子供が泣いてるとしますよね。銃で誰かに撃たれそうだとしますよね。その時に、正義とは何だろう、とか考えててどうするんですか?助けちゃえばいいんですよ」」
伊坂幸太郎