「ポイントは、目上の人でも、ほめてもらうと嬉しいってこと! そんな目上の人にたいして何か言うなんて失礼かもって思わないで。ほとんどの場合は失礼じゃないです。例えば私が撮影してても、アシスタントなんかはあまり何も言わない、若い編集者も言わないかな。でもね、私がちょっとえらくなったからわかるけど、ちょー好きな写真です、とかすごく綺麗です、とか言ってくれたら嬉しいんです」
蜷川実花
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「ポイントは、目上の人でも、ほめてもらうと嬉しいってこと! そんな目上の人にたいして何か言うなんて失礼かもって思わないで。ほとんどの場合は失礼じゃないです。例えば私が撮影してても、アシスタントなんかはあまり何も言わない、若い編集者も言わないかな。でもね、私がちょっとえらくなったからわかるけど、ちょー好きな写真です、とかすごく綺麗です、とか言ってくれたら嬉しいんです」
蜷川実花
「いや、もちろん中身も大事なんですが、見た目は本当に大事だと思う。だって人は初めて会った時見た目で判断するでしょ? ほんの一瞬で無意識にこういう人だなって決める。だったらちゃんと意識的にならないと。服を選ぶのって私はこういう人ですって意志だと思う」
蜷川実花
「とにかく私はよくやるんですが、クライアントからいろんな要求があった時、違うなと思っていちどやって見せるようにしています。もちろん出来ない事もあるけど、出来る限りやってみせちゃう。そうすることによってやっぱり良くないねってなることはすごく多いです。ヴィジュアルのプロじゃない限り目で見なくちゃわからないのはあたりまえ。逆にいうと見ればわかる事がほとんど。なのでことばで説得するよりも見て納得してもらうほうがシンプルです」
蜷川実花
「ポイントは「カッコいい事をやる」、ではなく「カッコ悪いことはやらない」ってとこ。カッコいい事をやろうとすると無理が出てくるし、むいてない事もしなきゃいけなくなるでしょ。でもカッコ悪いと思うことをやらないだと、またニュアンスが変わるんです。〜中略〜 カッコ悪くないか、粋か、野暮か、は重要です。あくまで、他人対してどうかではなく、自分にとってどうかです」
蜷川実花
「三十過ぎるくらいってなんとなく仕事も一巡して経験値もあがってくる頃。ついつい自分は出来る気になってるから上の出来なさに辟易としたり、下にはきつめにあたったり。たとえそれが正しく正論でも、あたりがきつすぎると関係がギクシャクするでしょ? 正論ってなかなか難しいです。もちろん正しいんだけどそれだけじゃどうにもならない事いっぱいあるしねー。少し意識するだけでだいぶ違うと思う。仕事出来て、女性として柔らかいのが理想です」
蜷川実花
「女子には出来る限りこうありたい自分でいる。逆に男子の前ではある程度ダメな部分を出すかなあ。というか素直に出来ない事は頼ります。結構男子は喜んで助けてくれるし、変に肩肘はって接するより関係がスムーズになると思う」
蜷川実花
「どこに目を向けるかなんです。自分で自分の楽しいことに焦点を当てて、そこを育てて生きていくのが、本当に大事です」
蜷川実花
「相当ハードに命がけでやっても、無理なものは無理なんです」
蜷川実花
「女性の難しいところって、「だって好きなんだもん」って思って、いいものを作ったり、いい感覚を持ってたりする人はたくさんいるのに、それを世の中に出して、お金に変えるための俯瞰の目線を、持っていないことなんじゃないかな。もったいないですね」
蜷川実花
「無名な時からこんななので、当時は「態度がでかい、生意気」って言われたんですけど、世に知られていくと同時に「有名なのに、いい人」に変わっていったんですよね」
蜷川実花
「私、いいところを見つけるのは得意で。撮影って2、3時間じゃないですか、その時間だけ相手を好きになることは出来るんです。脳内でピントを合わせる時に、「ああこの人、ステキ、好き好き」って、期間限定だったら出来るんです」
蜷川実花
「中高生の時は、文学少女ではあったんですけど、チーマー全盛期だったので、そういう格好をして歩いたりして。当時って、文化系とそうでないものが、はっきり分かれてたじゃないですか。優等生か不良か、みたいな。両方っていうのは、珍しかったと思います。センター街にいるんだけど、カバンには太宰治が入ってるような」
蜷川実花