「できるだけマイナスイメージのものは見ないようにするのが私たちです。けれど、見ないようにしたからといって、「老」「病」「死」が消えるわけではありません。大事なのは、「老」「病」「死」を憎んだり、遠ざけることではありません。「老」「病」「死」のある人生をどう生きるか、問題を抱えている人生をどう生きるかということです」
川村妙慶
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「できるだけマイナスイメージのものは見ないようにするのが私たちです。けれど、見ないようにしたからといって、「老」「病」「死」が消えるわけではありません。大事なのは、「老」「病」「死」を憎んだり、遠ざけることではありません。「老」「病」「死」のある人生をどう生きるか、問題を抱えている人生をどう生きるかということです」
川村妙慶
「私たちはこの世に生を受けました。ということは必ず老い、病み、死ぬのです。これは誰もまぬがれることのできない、いのちの事実です」
川村妙慶
「こんなはずではなかった。その思いは、「自分だけは大丈夫」だと思い込んでいるために起こるのではないでしょうか。そんな私たちに対して、すべての物事は必ず移り変わるということを、仏教は「無常」と教えています」
川村妙慶
「私たちは生きる中で思い通りになることと、ならないことがあります。七転び八起きという教えは、また転んでも立ち上がる気持ちが大切ということを教えてくれますが、7回は転ぶのだということも教えてくれるようです。つまり結局は思い通りになることのほうが多いのです」
川村妙慶
「何らかの理想や目標をもって生きていこうとするのが私たちです。とはいっても失敗せずに生きたいと、慎重にもなります。「後悔したくない」ということと、「失敗したらどうしよう」という綱引きで毎日が揺れ動いているのです」
川村妙慶
「人間というものは目や体、心で体験することで納得しているのです」
川村妙慶
「私たちは長さにとらわれます。「何年生きることができるのか?」「これはどのくらい頑張ったらいいのか?」というのがそうですね。しかし、大切なのは長さだけではありません。今という一瞬をどれだけ大事に生きているかなのです。逆に一瞬を大事に生きることができない人には未来はありません」
川村妙慶
「私たちは諸行無常の人生を生きています。すべての存在、あらゆる現象は生じ、そして滅する、私たちもその流れのなかにあります。ですから自分の力ではどうしようもないことばかりなのです」
川村妙慶
「生まれたことも、生きていることも意味はないのか? と悲観的にもなるでしょう。そうではないのです。思い通りにならないからこそ学べるのです。人間はマイナスを経験してこそプラスの意味が問えるのです。はじめからプラスだけだと、どんなものにも気づけません」
川村妙慶
「人間は「自分に限っては長生きする」と思っているからです。どこかに特別意識があるのです。ですから怒りもするし、様々なことで苦しむのです。いつまでも生きることができると思うから「悩む」のです」
川村妙慶
「人間の価値なんて関係なし。有能でも平凡でも、目立っても目立たなくても、それぞれ重い“いのちを一生懸命生きているのです。だから、無理をせずできることだけ地道にしていけばいいのですよ」
川村妙慶
「人間は、不安になると、不可思議な力に頼りたいこともあるでしょう。しかしそれは自分の暗さから目をそらしているからなのですね」
川村妙慶