「40歳を過ぎて、「今さら結婚してもなあ」「子供はもうええかな」と段々あきらめることが増えていき、心に踏ん切りをつける中で、ようやく覚悟したんでしょうねえ。「私は舞台で生きていくしかない」って」
藤山直美
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「40歳を過ぎて、「今さら結婚してもなあ」「子供はもうええかな」と段々あきらめることが増えていき、心に踏ん切りをつける中で、ようやく覚悟したんでしょうねえ。「私は舞台で生きていくしかない」って」
藤山直美
「人生って「この部分は好きやないから消しゴムで消しましょ」なんてできませんものね。父の突然の死も、好きな人とご縁がなかったことも、体や心に染みついて、一生忘れられへんねえ。でも忘れる必要もないし、忘れたらあかん、と思う」
藤山直美
「私は長屋とかそういう系統の作品だけでいいんです。お武家さまとか大家の奥様というような役は、そのニンに合う役者さんがいらっしゃいますから。庶民とかそういうのがいいのと違いますか」
藤山直美
「チケットを買って観にきてくださるお客さまが喜んでくださる。それ以外、何のために役者をするんですか。自分の何かが満たされたいとか、自分の心が悦にいりたいとか、自分に酔いたいとか、そういうの一切ないですから」
藤山直美
「そこそこ長く生きてきた中で、何が必要か何が大事かということでは、どんどん省かれていきますね」
藤山直美
「小さい頃に、親に「挨拶をちゃんとしなさい」、「相手によって頭の下げ方を変えたりするな」と、それだけは厳しく教えられたんです。そういう普通のことと一緒です。誰が偉いとか誰が下とか、舞台の上では関係ないし、権威とか組織とかまったく興味ないんです」
藤山直美
「私みたいに役者の家に生まれていると、役者をしていることが不思議でも何でもなくて、世間の職業のひとつなんです」
藤山直美
「喜劇は日常生活にある自然にある笑い」
藤山直美
「私は鍛錬訓練が普通にできる人が好き。役者の場合 鍛錬訓練はお箸の上げ下ろしと一緒」
藤山直美
「主語はお客さん 私は述語」
藤山直美
「水面に人差し指つっこんで、字ぃ書いてるのが役者や」
藤山直美
「情は毛穴から出るから、いくら技術を会得しても情は演じられない」
藤山直美