「当時は大企業を辞めるなんて珍しい時代です。もちろん親にも大反対されました。自分自身も、どんな言い訳があっても1年ちょっとで会社を辞めてしまうなんて、人間としてどうかと思っていました。結局、負け犬だ、どんな環境でも力を発揮できるのが優秀な人間じゃないかと。前向きな転職ならいいんです。でも、そうじゃなかったですから。まずはそれを自覚して、次はないぞと自分に言い聞かせていました」
牧野正幸
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「当時は大企業を辞めるなんて珍しい時代です。もちろん親にも大反対されました。自分自身も、どんな言い訳があっても1年ちょっとで会社を辞めてしまうなんて、人間としてどうかと思っていました。結局、負け犬だ、どんな環境でも力を発揮できるのが優秀な人間じゃないかと。前向きな転職ならいいんです。でも、そうじゃなかったですから。まずはそれを自覚して、次はないぞと自分に言い聞かせていました」
牧野正幸
「世界に名だたる日本のトップ企業群は、今後50年にわたって潰れることはないと思います。しかし、それは働く人の安泰を意味しません。グローバル化に対応していく中で、ついてこられない人、合わない人は辞めてもらうしかない」
牧野正幸
「今は、大企業も変革を迫られている。そこで必要なのは革新型の人間です。アーカイブ型の人間は生き残れません」
牧野正幸
「大企業でも、社長レースの最後まで残るような人には、問題解決能力の高い人が含まれている。ただ、複雑な組織の論理が働くため、かならずしもその人が勝ち残るとは限りません。しかし、基本的には解決能力がある人ほど上に昇っていけるはずです」
牧野正幸
「問題解決能力を高めたいなら、若いうちはアーカイブ型の大企業に入らないほうがいい。あるいは大企業にいたとしても、できるだけ問題が多発する領域の仕事をすべきです」
牧野正幸
「アメリカの学生は、優秀であればあるほど起業を目指すといいます。ただ、そのチャンスはなかなかないので、次に選ぶのがシリコンバレーなどのベンチャー。しかしここも、ごく少数の優秀な人しか採用しないといわれています。そこで落ちた人が、あきらめて大企業に行くという順番です」
牧野正幸
「かつての大企業では、明文化はされていなくても、組織の中でやるべきことが決まっていた。アーカイブをいかにすばやくキャッチアップし、ミスなく応用できるかが重要だった。だから、学校の勉強ができた人間が企業でも活躍できたのです。しかし今は、大企業も変革を迫られている。そこで必要なのは革新型の人間です。アーカイブ型の人間は生き残れません」
牧野正幸
「シリコンバレーのベンチャーキャピタリストたちと話をすると、「日本はIT上場企業の墓場だ」と言う。上場後に絶対に伸びない戦略を打ってしまうからだ。彼は「上場後、利益を伸ばし続けるための努力が早過ぎる」と言っていた。それでひたすら利益を守らなければならないようになり、研究開発投資や人員採用のスピードが一気に落ちる」
牧野正幸
「海外に打って出ていった知人のエンジニアリング企業経営者もいる。技術やクオリティに対する日本の考え方が海外で評価されて、それで現地でも雇用を増やしていると。売上高は日本と変わらないレベルだが、そういう方向も面白いとは思った。「日本って偉いんだな」と」
牧野正幸
「9割9分の上場企業経営者はしつこい。粘着質だ」
牧野正幸
「「日本企業は何故ITにこれほどべらぼうなコストをかけるのか」と感じていた。その割に良いものがまったく出来ていない。その理由を探っていった結果、「ソフトウェアは買うもの」という概念がある海外に対し、「買っても仕方がないから自分たちでつくろう」という自前主義の日本という違いに気付いた」
牧野正幸
「当社は企業の変革のために存在するので、絶えずイノベーションしていますが、社員教育については、そろそろ足元を固めることも必要。『うまくいっていることはあえて変えなくてもいいかな』。今はむしろ、そんな心境ですね」
牧野正幸