「比較的健康な時代は、物の値打ちと人の概念が、わりにひっついているものだ」
色川武大
「負け越しでいいよ。六勝九敗でいいと思うなボクは。ただし、その勝った六番のうち、二つか三つは横綱大関といった大物を食ってなきゃダメだよ。その上での六勝九敗ならいいということさ」
— 色川武大
「勝負の世界に生き抜くには、自分のスタイルを保持しなければならない」
「自分は合わないと思い知っていた。しかもなお、学校が港のように見える。お前は何か、と問われて、学生です、と答えられるような、そういう明快な生き方が、なんとなくうらやましい。私は、友人や仲間には一言も口外しなかったけれど、親たちには、そのうち自分も進学するつもりだと言っていた」