「科研費の受給者が研究成果を小中高校生に話す『ひらめきときめきサイエンス』も今年で10年です。子どもたちを大学に招き、大学はどういう所か、どんな研究をしているのか、解説し、自分でも一部を体験してもらう。本来なら科研費の中に社会貢献の項目を設け、受給者全員がやるべきです。研究する以上、社会に伝える。それは科学者の社会的責任であり、本当の意味で科学を大切にし、知の力で豊かな社会を築くうえで欠かせないからです」
白川英樹の他の名言
「基礎研究で自由に研究できる環境が失われつつある」
「人材の流動性重視より落ち着いて研究できる環境が大事」
「定年退職したとき、まっさきに思ったのは、給料も研究費もすべて税金、社会から支援してもらったのだから、社会に応えるのが真っ当ではないか、ということでした」
「日本はノーベル賞で騒ぎすぎです。科学者にとって最高の栄誉だとは思いますが、ほかにも、たとえば日本独自の日本国際賞や京都賞、日本学士院賞も朝日賞もあります。どれも同じくらい素晴らしい賞なのに小さな記事にしかなりませんね。落差が大き過ぎます」
「受賞したら、社会全般のことを聞かれるようになって大いに当惑しました。各分野に専門家がいるんだから、専門家に聞いてくださいと。でもそんなことはお構いなしです」
「日本の科学技術を育てようと思ったら、大学レベルでは遅い、義務教育が重要で20人学級にすべきだ、とも主張しました」
「今の若手が置かれた状況は心配です。大学では、3年や5年といった任期制のポストが増えています。実験室の立ち上げに1年、実験データを整理して論文を書くのに1年、論文を1本かけるか書けないか、そんなところで評価されてはたまりません。落ち着いて研究できないし、短期間で論文を書けるテーマしか選ばなくなります。独創的な研究は出にくくなると思います」
「大学の研究室もじゃんけんで負けて希望とは違うところだったし、ラジオを組み立てるのが好きだったから電子工学でも、植物栽培が好きだったので農学部でもよかったんです。何にでも興味があり、いろいろな経験をした。そうしたことが後につながりました」
「研究費を配分する政府も、成果を期待する社会も、本当の意味で理解しているのかどうか」
「大きな役割を担ってきた国立大学で、自由に研究できる環境が失われつつある。そう危惧しています」
関連する名言
「憂いの深いときは必ず誠を尽くして下の者に接するが、志を得れば情に任せて人に傲る。」
— 魏徴
「昔から国を失った君主は皆、安きに居て危うきを忘れ、治まっているときに乱を忘れた。だから長続きしなかったのだ。」
— 魏徴
「聖人が安きに居て危うきを思うのは、まさにこのためである。」
— 魏徴
「あいつにとって代わってやろう。」
— 項羽
「文字など、自分の名前が書ければ十分だ。剣も一人を相手にするだけで学ぶに足りない。学ぶなら万人を相手にする術を学びたい。」
— 項羽
「天が私を滅ぼすのだ。どうして渡る必要があろうか。」
— 項羽
「天が私を滅ぼすのであって、戦の罪ではない。」
— 項羽
「富貴になって故郷に帰らないのは、錦を着て夜道を行くようなものだ。誰がそれを知ってくれようか。」
— 項羽
「たとえ江東の父兄が哀れんで私を王にしてくれたとしても、どの面下げて彼らに会えようか。」
— 項羽
「聞けば漢は我が首に千金と万戸の邑を懸けているという。お前に恩をくれてやろう。」
— 項羽