真(しん)の民(たみ)とは 一滴の水が流れて流れて海に注ぐまで 病に苦しむ人を慰め 正しく生きようとする人を励まし 天の力を借りてその病を癒し その心を強くし 天国に送り届ける一人の旅人のこと これはわたしの最後の願い これはわたしの一生の祈り ああそれも終わりに近い

坂村真民

共有

坂村真民の他の名言

よい本を読め よい本によって己れを作れ 心に美しい火を燃やし 人生は尊かったと叫ばしめよ
長く生きていることは無駄ではなかったとしみじみ思う年になった 見えなかったものや聞こえなかったものが 見えだし聞こえだしたのもありがたい喜びの一つだが 一番大きな喜びは色々の悲しみを知ったことだった
いのちいっぱい生きるのだ 念じ念じて生きるのだ 一度しかない人生を 何か世のため人のため 自分にできることをして この身を捧げ生きるのだ
冬がきたら うすら陽ざしのなかに咲く冬花のつつましさをじっと見つめてゆこう 冬花の持つ香気と清純さとをわが体のなかに浸透させよう
生きているものはみな美しい 妙な顔をした虎魚(おこぜ)でも実に愛嬌(あいきょう)がある 一体この美しさはどこからくるのだろう やはり懸命に生きるという命から発する美しさだ それにくらべてこの美しさを持たない人間が急に増えてきた
決して妥協するな 妥協したらもうおしまい 一番恐ろしいのは 自己との妥協だ つねに鞭うち つねに叱し つねに前進せよ
つきつめてものを思えばみなかなし されどこのかなしさのなかにこそ花も咲くなれ 匂うなれ 人の心も通うなれ
あとから来る者のために 田畑を耕し 種を用意しておくのだ 山を 川を 海を きれいにしておくのだ ああ あとから来る者のために苦労をし我慢をし みなそれぞれの力を傾けるのだ あとからあとから続いてくるあの可愛い者たちのために みなそれぞれ自分にできるなにかをしてゆくのだ
美しい花より よい香りを持つ花がいい 美しい人より よい性質の人がいい
日々の生活を人間らしく生きてゆくのも立派な修行である。そしてそれらはすべて喜びを持って行ってゆかねばならない。喜びなくして行うものは、どんな難行を果しても、よい実を結ぶことはできない

関連する名言

関連する人物