「母鶏の卵を愛するや、寝食を忘れて、これを覆翼し、寸時も体を離さず。人の身を慎み、志を持するものは、すべからく彼の如くなるべし」
河井継之助
「人というものが世にあるうち、もっとも大切なのは出処進退の四字でございます。そのうち進むと出づるは人の助けを要さねばならないが、処ると退くは、人の力をかりずともよく、自分でできるもの。拙者が今大役を断ったのは退いて野におる、ということで自ら決すべきことでござる。天地に恥ずるところなし」
— 河井継之助
「(月代というのは)眼と心とを一つにして、一遍にズッと剃るものだ。心と眼と手さえ一致すれば傷などつけることがない。これは剃刀ばかりでなく、何事もこの秘伝を忘れてはならぬ」
「一忍をもって百勇を支え、一静を以て百動を制す」