「いい経験こそ人生の貯金」
出典: 金融広報中央委員会「知るぽると」インタビュー『未知を楽しむ それが登山 そして人生』(くらし塾 きんゆう塾 Vol.24 2013年春号)
「いい経験こそ人生の貯金」
「一歩一歩を確かめるように足を動かし、頂上を目指しました」
「登山では少々のことが起こっても動揺しないで『あせらず待とうよ』と仲間に声をかけるようにしてきました」
「「山の日」というと、どうしても北アルプスや南アルプスという高く大きな山を想像させるかもしれません。けれども、私が多くの方々にもっと知ってもらいたいのは、「日本の里山も山、森も山」ということです」
「欧米の方は自然の中にいることを楽しむという風潮が強いでしょう。一方、日本人や韓国人もそうかもしれませんが、アジア人は鉢巻して「目指せ頂上」のような面が強いかなと感じます」
「アジア人は、「群れる」というか団体行動をすることが多いと感じます」
「日本の教育では体験に基づくことが少ないと不満に感じています」
「おにぎりを食べて梅の種を捨てていいのかだめなのかとか、小さいことでも実際に考えるのです。トイレの問題も大事ですし、教科書にはないいろいろなことを実体験の中で、ああなるほどと感じてくれる高校生が非常に多いのです。体験に勝るものはないと思っています」
「地形や植生、たとえば途中で倒木の皮が剥がれているのを見て、これはシカが食べた跡だとか、教科書で見るよりも生々しく分かりますよね」
「富士山のでき方などを事前に勉強していくわけですが、伏流水という意味が分からなかったけれども、こうやって水が出てくるとか、降った水が30年後に出てくるとか、目の前にして理解できるようになるのです」
「実際に山に行くと、教科書にはないことがいっぱい出てくるわけですよ」
「重要なのは経験の果実ではなく、経験そのものである。それこそが目的なのだ。」
— ウォルター・ペイター
「この硬く宝石のような炎で常に燃え続け、この恍惚を保ち続けること。それが人生における成功である。」
— ウォルター・ペイター
「すべての芸術は、つねに音楽の状態に憧れる。」
— ウォルター・ペイター
「あらゆる瞬間に、手や顔のどこかで一つの形が完成へと至る。丘や海のどこかの調べが、他の何よりも美しくなる。情熱や洞察や知的興奮のある気分が、その瞬間だけは抗いがたいほど真実で魅力的になる。」
— ウォルター・ペイター
「周囲の人々の中に、一瞬一瞬、情熱的な姿勢を見て取ろうとしないのは、この霜と陽光に満ちた短い一日において、夕べを待たずに眠り込んでしまうことだ。」
— ウォルター・ペイター
「我々がなすべきは、常に好奇心をもって新しい見解を試し、新しい印象を求め続けることであり、安易な正統説に、たとえそれが自分自身のものであっても、安住しないことである。」
— ウォルター・ペイター
「我々にとってのただ一度の機会は、その限られた時間を押し広げ、与えられた時間のなかにできるだけ多くの鼓動を詰め込むことにある。」
— ウォルター・ペイター
「真理が真理と対立することは決してありえない。そして誤りは、その根源まで深く探り、たどってこそ、はじめて有効に打ち破られる。」
— ジョン・ハーシェル
「真理の最大の、そして唯一の特質は、普遍的な経験の試練に耐え、あらゆる公正な議論を経てもなお変わらずに現れてくる力にある。」
— ジョン・ハーシェル
「自然哲学者の探究の対象は、現象ではなく原理であり、事実を知ることではなくその解釈であることを、決して忘れてはならない。」
— ジョン・ハーシェル