この世の中には作る過程を絶対人に見せたくないものが二つある。法律とソーセージだ。

文学は、他の芸術と同様、人生がそれだけでは十分でないことの告白である。

多く考える人は党員には向かない。というのは党派などを突き抜けて考えてしまうからである

よく、長く連れ添った夫婦は戦友のようなものだと言われる。社会の荒波の中で、経済共同体、運命共同体としての関係をつくって・・

一人の人間がわれわれにとっていつでも未知のものとしてとどまっていること、その人間の中にはわれわれの理解の手からすべり落ちてしまう解きがたい何ものかが常にあるということ、これはおそらく本当である

いかに多くの富を有するか、自慢する者が居ても、いかに使うが分かるまで、彼を、誉めてはならない

宗教を愛し、それを守っていくには、それを守らぬ者を憎んだり、迫害したりする必要はない

数学は無限に関する科学と呼ばれている。実際に、数学者の考えついた有限の構成物は、それを用いて、本質的に無限に関係する問・・

安定した仕事を探し求める人がいる。間違えてはいけない。安定した仕事などというものはない。仕事が安定するかどうかは、あな・・

人は、実際の恋愛対象よりも、自分で心に描き出した相手の像の方を一層愛する。人がその愛する者を正確にあるがままに見るならば、もはや地上に恋は無くなるだろう

世界の快癒はいろいろな処置をほどこすことによってではなく、ものの考え方を改めることによってもたらされるのだと世界自身が気づくときに、ようやく世界は立ちなおることができよう

愛は、愛する人の成長と幸福を積極的に求めることである