名言大学

#ニトリ

コンサルタントは決して顧客を褒めてはいけないんです。
「ここも、
あそこも問題だ」と、
ズバズバ弱点を突いて、
こちらの知らないことを教えてくれる存在でなければいけません

初めは少ない特徴でも2つ3つと増やしていく。
これが抜きん出ると世界一になれる。
その代わり業態で最も影響力のある特徴を持つ必要がある

かつて初任給増を止めたことがありましたが、
すぐに失敗だったと痛感しました。
やはり20代を底上げしていかないと、
社員が会社の未来に希望を持てなくなるのです

いまさら海外研修に出して何が学べるのか、
という声も決まれますが、
とんでもない。
いくらでも学ぶべきところは見つかります。
大事なのは「学び続ける」ということです。
だからこそ当社は、......

08年5月以来、
約1年で6回にわたり値下げをしていますが、
粗利は下がっていないし、
売上が伸びているから利益は出ます。
すると、
さらなる値下げ原資ができるのです。......

本当にお客様のためになっていれば必ず利益が後からついてくる。
私たちはブーメラン効果といっています

同僚には「社長のために命をかける」というヤツもいました。
でも、
僕はそんな気はぜんぜんありませんでした。
だから、
最初から何もしなかったんです。
契約が取れなくてクビになりましたが(笑)。......

企業家はロマンとビジョンを持つことです。
ロマンとは世のため人のため、
ビジョンは10年先20年先の目標立てです。
これを全従業員と共有し達成することが大切

人生において師を持つことは大切です。
それも厳しければ厳しいほどいいのです。
親父代わりとも呼ぶべき恐ろしい大師匠、
渥美俊一先生の出会いがなかったら、
現在のニトリはありません

上司が「あの件はどうなっているか」と質問すれば、
部下は必ず、
「何月何日までに値段はいくらで、
こういう状態で入荷します」と答えなければいけません。
なぜなら、
それが人を成長させる唯一の道だと思うからです。......

私は必ず「現場・現物・現実」をもとに市場調査を行うようにしています。
住宅関連だけでなく、
衣食住のすべてを見、
買い物をします。
社員に行かせるだけではいけません。
経験と鋭い感性を持ったトップに準じる立場の人が、......

日本国民に欧米並みの豊かな住環境を提案したい

米国のような豊かな生活を日本で実現したい。
そのための企業に育てようという明確なビジョンが芽生えたのだ

願望と実態は天と地ほどの差がある

入社以来、
数年間同じ上司のもとについているなどということは、
我が社ではありえません。
次々に部署異動して新しいことを勉強してもらうのです。
本人にとっては恐ろしいと思いますよ。
やっと慣れたと思ったら、......

本質的ではないことに振り回されているのが、
日本の小売業です。
小売業=接客という図式が当たり前のように信じられていますが、
私たちはそれを、
科学と論理によって実現しようとしているのです

アメリカはそうだが日本は違う。
北海道はそうだが関西は違う。
文化が違うから接客の仕方も違うんだという人がいますが、
本当にそうでしょうか。
みんな人間なんだから感じ方もベースの部分では同じだと考える方が自然です

将来を見通すには、
現時点の調査結果を原理原則に照らして予測する必要があります。
具体的には、
日本の住宅価格の動向とバブル崩壊との関係をグラフ化し、
それをアメリカの事例に当てはめる。
人間が絡んでいる出来事であれば、......

人間の一番高度な欲求は自己実現です。
それが働くうえでの一番のモチベーションになります。
単に給与や役職がもらえるということでは弱いのです。
仕事を通じて社会に貢献できるという達成感こそが、
最高の褒美なのです

人のために何かをすることがロマンだと思います

自分のためだけにする努力よりも人の幸せのためにする努力の方がやる気が出る

当社では「頑張る」という言葉も使いません。
「頑張る」なら、
具体的に何をどう頑張るのかを示してもらわなくては言われた方も納得できません

ロマンを持っていると何歳になっても人生の密度が変わらず濃いのです。
ニトリの社員には80歳までの年間計画を書かせています

儲けようと考えていたら、
お客さんは逃げていきます。
店側が儲けてやろうと身構えていたら、
そんなところには近づきませんよね。
逆に買い物をしているお客さんの方が、
儲かったと思うようでなければいけません。......

私は常にまわりと逆を行くように意識していました。
景気が良いときは比較的抑え気味で、
景気が悪いときはスピードをゆるめずに進むのです

問題を解決するためには、
問題を数字と状態で具体的に捉えることが必要です。
社員には、
「仕事では数字のない会話をしないように」と言っています

商品の企画は、
社長の私と社員たちとで議論しながら練り上げます。
基本的には担当部署の社員たちがアイデアを出し合い、
討論しながら次々と企画づくりを進めます。
その中で私は、
全体のプロデューサー役として大きな方向性を打ち出すほか、......

正確な日時や金額など、
数字の入っていない会話は、
ビジネスの会話ではありません。
それは遊びです

接客が上手いから売れるというのは本末転倒です。
小売業では挨拶、
親切、
整理整頓などを本社がうるさく指導することがよくありますが、
逆にいうと、
店員の挨拶がよくないと売れないのでしょうか。......

僕が社員によく言うことは、
「会社のため、
社長のため、
そういうことは考えなくていい。
自分のためにやってください」ということです

個々の商品を発売するか否かの決断は、
商品企画部門の責任者に任せます。
私が逐一、
口出ししているわけではありません

問題は、
日本では競争が少ないことです。
米国のように競争が激しいと価格が下がり、
品質や機能が向上します。
続々と新しい商品が出てくるわけです

仕事は、
思いつきで行動するよりもきちんと手順を踏んで考えていくことが大事です

やはり「お客様にとって一番重要なものは何か」を真剣に考えたことに尽きると思います。
お客様のクレームは何かしっかり見極める。
それを解決するために私たちは時間とお金を惜しみなく使う。
お客様が得をするために私たちが損をするしかないのです

高価な品であるとか、
説明が必要な商品はありますが、
大部分の商品は接客するよりも店頭の値札や説明書きに語らせる方が、
お客様に買い物を楽しんでもらえるのです

売れる商品を企画する社員には共通点があります。
彼らは国内外の小売業や飲食業の店を常にウォッチしておき、
そこで見つけてきた問題点やヒントを商品開発に生かしています。
机上でマーケティング・データをもてあそぶのではなく、
現場・現物・現実に接して発送するのです。
そのうえで、......

テレビCMなどで当社は「お、
ねだん以上。
ニトリ」というキャッチコピーを使わせてもらっています。
扱っている商品のひとつひとつが、
品質・機能のすべてにおいてお値段以上の価値がある。
つまり、......

いつも注意しているのは「ビジネスである限り、
必ず数字を入れて会話をしなさい」ということです。
私たちの仕事は論理と科学で成り立っているからです

現場中心でものごとを考える。
その姿勢を徹底させるため、
当社では毎年数百人の社員をアメリカ西海岸へ視察研修に活かせています。
現地では実際に小売店や飲食店を訪れサービスを体験させます。
加えて朝と晩には座学の講義を行い、
翌日に向けて宿題も出します

接客態度が優れているのは好ましいことですが、
それはあくまでもプラスアルファの部分だということを忘れてはいけないと思います

お客様のことを考えて商売をすれば、
お客様はきちんと応えてくれる

僕の一生の目標は、
アメリカ研修で決定しました。
当時日本人の給与所得は、
アメリカに並びつつあるのに、
生活レベルはどうしてこうも違うのだろうと衝撃を受けました。
理由は、......

年功序列などは論外です。
20から30代を改革に捧げてきた人も、
40代から50代では歩みが止まるかもしれない。
歩みが止まった瞬間、
うちでは降格が始まります。
当然給料も下がっていきます。......

業績が上がったらベア(給料のベースアップ)を行う、
という発想はしていません。
仮に厳しい状況下でも、
先にベアを行って、
あとは社員に頑張ってもらうという考え方が基本です。
この「先に行う」という判断が、......

頭が切れてパーッと先回りできる人間はいるけれど、
そういう人間は実は先々成長しません。
「ウサギとカメ」のウサギと一緒で、
途中で満足して飽きてしまったりするからです

人生の目標を持つ前は自分の暮らしだけで精一杯だったのですが、
持ったことでそれまでの消極的な考え方が180度変わりました。
そうすると、
休みなく働いていても全然辛くないのです

競争が進歩を生むのですから、
日本に外国企業が進出してくるのは私としては良いことだと思います

ほとんどの経営者は儲けること、
売り上げを伸ばすことばかり考えてしまいます。
自分の立場になってしまってはいけません。
朝から晩まで「お客様にとって」という言葉が1日何回出るのか。
1日最低10回は出ないといけません。
そして言葉だけでなく、......

重視するのは成功するまで諦めない執念深さです。
様々なことを学び、
失敗を恐れず、
前向きに乗り超えていける人はどんどん伸びていきます

リスクを自ら取り込む。
リスクがないと社員は成長しない

人材を育てるコツがあります。
それは「高速配転教育」です。
1年半ごとに部署をどんどん変えていくのです

日本人の住生活が豊かになるなら、
たとえイケアに負けても構いません。
日本の消費者を豊かにすること。
これが、
我々の会社が存在する目的です。
目的が達成するなら、......

これだけの値下げができるのは、
もともと素人だった私たちが工場経営から船の手配や貿易実務まで、
仕事を全部手がけているからです。
聞いただけで気が遠くなるでしょう?

従来と同じ方法では解決できないことが多いですし、
基本は現状否定の姿勢で臨んでいます

私は自分達で調査したものでしか判断しません。
評論家やアナリストの意見や指摘は参考にする程度です

給与だけでなく、
社員への教育にもドンドンおカネをかけています。
上場会社の社員への教育投資は、
1人年間で5万円弱だとされていますが、
ウチはその5倍以上、
年間で26万円ほど投じています。......

売り上げや利益よりも社会貢献には店舗数が必要だと分かってきました。
チェーンストアがあることでアメリカの人々に豊かな暮らしが定着していましたから

人間は現状を否定することからのみ成長することができます。
取り柄ができてしまうと、
どうしても守りに入ってしまいがちですが、
それでは進歩発展していきません。
昔は優秀だった人が、
いまでは錆びついてしまって使い物にならないということはよくありますから

ロマンとは人のために何かをすること、
したがってロマンチストとは人のために何かをしたいと思い、
またそれを実行できる人のことです

今回は損得抜きでカネを使おう。
たしかに原材料費や燃料費は上がっているが、
統計によると、
サラリーマンの収入はここ何年も下がり続けている。
別に「値下げしてほしい」と言われているわけじゃないが、
数字を見れば明白だ。......