「(料亭(花外楼)の女将から自作の絵を所望され、自分自身で風呂敷に包んだ作品を玄関から届けず花外楼の勝手口から入り届けた時の言葉)えらい遅うなって済まんことやけどどうやら書けたんで持って来ました。使いの者に持たせたのでは血が通よわんよって、どうや、気に入ってもらえるやろか」
野村徳七(2代目)
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「(料亭(花外楼)の女将から自作の絵を所望され、自分自身で風呂敷に包んだ作品を玄関から届けず花外楼の勝手口から入り届けた時の言葉)えらい遅うなって済まんことやけどどうやら書けたんで持って来ました。使いの者に持たせたのでは血が通よわんよって、どうや、気に入ってもらえるやろか」
野村徳七(2代目)
「株屋といふものは大体十回売って一回買えば宜し、唯その一回の買いを何時どこで敢行するかが、難しい点である」
野村徳七(2代目)
「(投資家信託を手がけた際に役員会で全員が反対した時の言葉)新しい事業はみんなが賛成してはうまくいかない。少なくとも、八割が反対するくらいの事業に価値がある。もし、元本保証ということがひっかかるのなら、私財を投じて保証する」
野村徳七(2代目)
「各部各係は各々責任を以て事に當り、幹部は身を以て之を率い、店主の統制下に協力一致打って一団と成り」
野村徳七(2代目)
「凡ての證券に就いて、その本質に就いての研究を科学的になすべき責任がある」
野村徳七(2代目)
「敢然として我等は我等の信ずる道に向かって鋭意驀進すべきである」
野村徳七(2代目)
「単に取引を行へば任務終れりとする如き器械的労務を為すのみならば、必ずしも各位の力を待たずして可なり」
野村徳七(2代目)
「我々は現に投機業者の間に持囃さる投機株、所謂流行株は固より、凡ての証券に就いて、その本質に就いての研究を、科学的になすべき責任がある。真価を求め、真価を見出し、これを放資の対象として推奨する。宣伝する。これこそ最も進歩せる理財行為である。これありてこそ日々の上下騰落にも悩まされず、安心して株を有ち、社債を買うてゆけるのである」
野村徳七(2代目)
「(欧米外遊の旅について)世界の金融業界の最先端を走っていた金融機関の業務体制に、時には驚嘆し、時には憧憬しながらも、いつかは野村も彼等と対等に闘えるようになりたい」
野村徳七(2代目)
「見渡す限り、東西市場を通じ、この方面より我々に与へられたる業務を明朗にすべきである。そのために、依託され注文されていく行為は、これを定期に、延に、或いは直の取引に、現物に、各々特徴ある方向に向かって、取り扱ふことは、すこしも恥づべきでない。これを投機と断じ、思惑と評すとも、勝手にさせて置けばよい。敢然として我等は我等の信ずる道に向って鋭意驀進すべきである」
野村徳七(2代目)
「我々証券業者は、我々の商品について、もっと充分な認識を持たねばならぬ。公債、社債、株式等の放資(投資)は、将来必ず銀行における各種預金と比して、優るものとしてもっと歓迎されるべき時代がくるのではないか。然るにこれを妨ぐるものは取り扱ふ業者の人格が低いからである。一面に放資知識が極めて幼稚なるがためである」
野村徳七(2代目)
「(欧米視察に行った際、モルガン商会について)あそこまでいくには銀行が必要だ」
野村徳七(2代目)