「生きとしいけるもの ときにいさかいながらも 無辺の いのちの海 生かされており この私も」
榎本栄一
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「生きとしいけるもの ときにいさかいながらも 無辺の いのちの海 生かされており この私も」
榎本栄一
「こころのなかの 井戸を こつこつと 掘り下げて行ったら 底から 阿弥陀仏が 出てきた」
榎本栄一
「たかぶりの血 あまり頭にのぼらず ここ 底辺にいるおかげ」
榎本栄一
「未熟には たのしみがある まだ 日月に照らされ これから 熟するという たのしみがある」
榎本栄一
「肉体はおとろえるが こころの目がひらく 人間の晩年というものはおもしろい 今日まで生きて いのちのふかさが見えてきた」
榎本栄一
「ヘトヘトになって ここまできて まだここにいるのは なにかふかいわけが ありそう」
榎本栄一
「私のなかに業(ごう)がふりつもり 業の落葉がふりつもり 腐植土のようになり ながいとし月には 私の肥料(こやし)になり」
榎本栄一
「門ひとつくぐると 未知の風光がひらけ 道があって 行けば また門がある」
榎本栄一
「私にながれる命が 地に這う虫にもながれ 風にそよぐ 草にもながれ」
榎本栄一
「にぎやかでもなく さびしくもなく 私には ここが一番おちつくところ」
榎本栄一
「人も草木も虫も 同じものは一つもない おなじでなくてみな光る」
榎本栄一
「人間が世間の隅で 苦労して 生きてゆくすがたは あの国宝の 仏像より尊い」
榎本栄一