「ディス イズ ア ペン!」
荒井注
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「ディス イズ ア ペン!」
荒井注
「行くな、とは言わないぜ。途中、気を付けてな。飲もうぜ、絶対に飲むんだよ。飲まなきゃ駄目だ。おい、飲むんだぞ!長話すると嫌われるから、この辺でな。飲む場所はあんた(いかりや長介)が決めといてくれ」
荒井注
「あんまり面白かったから、気が変わって『残る』と言うかなとも思ったけれど。あんた(いかりや長介)とうとう言わなかったね。スパッと辞めちゃった。もうあんたは行くんだよな、止めても無駄だと分かってはいるけど、こっちはあの時と同じ立場にいるような気がするよ」
荒井注
「あんた(いかりや長介)もあれでねえ、よっぽど偉い人というか、変な人というか・・。カラッケツでドリフを始めて、飛行機で言えば離陸する大変な時にいてくれて、それから何とか先が見えてきて、さあ、これから楽になるぞ、お金も儲かるぞという時に辞めちゃった。あの時はあんたの人生哲学が理解できなかった。『極力みんなに迷惑かけないようにする』って、辞めると言ってからも半年は続けてくれた。あの半年のあんたは凄かった。鬼気迫るというか、本当に面白かった」
荒井注
「あいつ(加藤茶)らしいな。あんた(いかりや長介)が行っちまうのを遅らせようとしてねえ。いまハラハラ、ドキドキして向かっているところだと思うよ」
荒井注
「今日ねえ、みんな来たかったろうけど、そうもいかなくて。浮世のしがらみって奴で、高木と志村は仕事でね。加藤はさあ、これが笑っちゃうんだけど、渋滞にはまっちゃって」
荒井注
「あれ、覚えてるかな?あのときあんたがさ、『今度は医者の言うことをよく聞いて、早く飲んでも良いってお墨付きをもらってくるから、一緒に飲もう』って約束したこと。結果的にあれが最期の言葉になっちゃったよね」
荒井注
「去年の暮れに会った時(フジカラーのCM)、あれは良い仕事だったよね。あんた(いかりや長介)も現場に入った時より、帰る時の方が元気だったもん。みんなも喜んでた。本当に良い仕事だった」
荒井注
「出発間際の忙しい時に、とあんたは大変怒るかもしれないけど、ちょっとお話しましょうや」
荒井注
「何見てんだバカヤロー」
荒井注
「高木ブーを自分でやめさせようと思ったことは一度もない」
いかりや長介
「『ありがとう』を言える人間になりなさい。『ごめんなさい』を言える人間になりなさい。嘘をつくような人間にはならないこと」
いかりや長介