「今の物理の理論というのは全部、欧米人がつくったものでしょう。日本人がつくったんじゃないんですよ。欧米人がつくって、その先生の弟子、弟子、弟子が脈々とそれを学んできてるんで、教える先生がわかっている。どんな難しい理論も手に取るように教えてくれる。日本ではわからないで教えてるってそんな先生がほとんどだと思いますよ。そりゃ、講義がつまらないと思います」
中村修二
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「今の物理の理論というのは全部、欧米人がつくったものでしょう。日本人がつくったんじゃないんですよ。欧米人がつくって、その先生の弟子、弟子、弟子が脈々とそれを学んできてるんで、教える先生がわかっている。どんな難しい理論も手に取るように教えてくれる。日本ではわからないで教えてるってそんな先生がほとんどだと思いますよ。そりゃ、講義がつまらないと思います」
中村修二
「今、学生は海外留学をしたくないんでしょうが、世界競争に勝てるような自分になってほしいと思います。若い人にはチャレンジしてほしいですね。自分の人生は一度ですからね」
中村修二
「人間苦労すると必ず考えるようになるでしょ。たとえば野球選手。長嶋さんは監督には向いてない。考えてないから(笑)。楽してえらくなった人というのは案外考えてない。苦労した人はいろいろ考えると思うんですよ。「なんでわしは野球できんねん」とか。いろんな人がいれば、いろんなやり方があるから、自分のやり方で考えることが重要だと思いますよ」
中村修二
「材料ができればいいんですよ。皆さん、難しい化学式がどうのこうのって勉強するでしょうけど、そんなん言語の一つなんですから。難しい化学式を使ってつくる人もおれば、私みたいに何にもなしでつくっちゃう人もいる、それでも結果は一緒なんですよ」
中村修二
「物理っていうのは自然界、モノと対話する言語なんですから。単に言語!言語なんて無限にあるでしょ。どの言語が優れているとはだれも言えないでしょ。どの言語を使おうが、私の場合は直感でつくったんですけどね。できりゃいいんですよ。モノが!究極のゴールはそこ」
中村修二
「常識でないことをやれば、誰もやっていないので当たればすごいことになる」
中村修二
「なにか問題が出てくると、論文を読んだりいろいろ勉強している人は、その場で「こうじゃないか?」ってパッと意見を言うんですよ。すごいなと思うんですよね。自分は論文とか読まないし、まったくそういう風ではないから、そのときはわからない。だけど、気にかかってそれをずっと考えているんです。そうすると1週間後とか2週間後にいいアイデアが出るんです。だから案外、2週間後には自分は勝ってる。いつも当たるとはいえないですけどね」
中村修二
「日亜化学の先代社長・小川信雄氏には感謝している。彼の研究支援がなかったらこのノーベル賞はなかった」
中村修二
「私はね、研究が得意なんですよ。ただ自己流で考えることが得意なんですね。非常に簡単なことですよ。研究のテーマとして人がやってないことを選んで、それを突き詰めて考えて考えて、あとはやるしかない!それ以外は特にないです」
中村修二
「研究はいうなればギャンブル、宝くじと一緒ですよ。大抵は当たらないですよ!ギャンブルですから。でも、当たる確率が非常に低いようなことにチャレンジすれば、当たれば大きいんです」
中村修二
「リスクの高いものを選ぶ精神がないと、大きなブレイクスルーやノーベル賞級の発明は出来ない」
中村修二
「ノーベル物理学賞には受賞分野の順番があるんですね。宇宙関係やベーシック理論などね。私の場合は固体物性。4〜5年おきにこの分野の受賞がまわってくるんです。今年は私の分野。だから今年来なければ、もう来ないかな、と思っていました。製品化して21年経ってますから、これで来なかったらもうないかもしれないと弱気にもなっていました。ほかにも固体物性の候補はいますからね。しかも私の場合は製品化したのであって、そういう業績では来ない、やはり理論でなければ、とも思っていました」
中村修二