「目的に向かって一筋に進むのはいい。しかし、馬車馬のように脇目も振らずはあまり感心しない。目的を遂げても視野が狭く偏狭な人間になりがちで、人間関係が難しくなる。一筋に目指しても左右の道草を見るぐらいの余裕がほしい」
志茂田景樹の他の名言
「目標をしっかり立てたらね、あとはもうのんびり構える。見通せる範内でどういう手を打つかを考え、打ってそこまで進めたら、また見通せる範囲内で打つ手を考えればいい。それがいつも目標を失わない最善の手、つまり、目標への近道になる。見通せない先までの手を打つと迷路にはまりやすい」
「みんな(やらねばならないことを)持っている。今すぐにやらねばならないことか、やるべき時期がきたらやらねばならないことかの別はあっても、何をやるかは明確になっている。だから、焦らない。やらねばならない、とただ焦っている人は何をやるかが明確でない人である」
「今日は何も得ることなく過ぎたと思っても、起きて動いていたのだったらそんなことはないからね。得るのではなく、不要なものを減らしていた日だと思えばいいの。それがあるから、新しく有用なものを得られるんだから、得ることのない日も大切なんだよ」
「今からやってね、間に合わないものはないの。やりたいことがあっても、先にやっている人たちがずっと前にいて追いつけないと思うからいけない。自分ははどうやるかがポイントで、人に真似できないものが生まれる。追いつこうとするのはただの模倣で、そりゃ間に合わないだろうね」
「自分の成長を妨げる第一は卑小な自尊心。例えば不得手なもの、人より遅れているものがあって、それを周りに知られまいと得意なもの、無難なもので取り繕うとすると、克服できずに惨めな意識がずっとついて回る。不得手なもの、遅れているものは平気でさらけ出す。人は喜んで教えたがるものである」
「運を生き物とすれば難しい性格をしている。努力を継続している人に寄り添っていくけれど、こんなにやってるのになぜ運が向いてこないんだろう、などと愚痴ると、すぐ背後にいてもす~っと離れていく。愚痴っても仕方ないか、とさらに努力を続けて愚痴を忘れたときに、運は目の前に回りこんでくる」
「自信はなくしたっていいんだから、気にしない。いつも自信満々の人ってキモチ悪いもの。過剰になってでっかい失敗しそうでね。なくすから自信があるときのことが理解できる。自信に充ちて何かを成し遂げたときの自分を振り返られる。自信にも過剰にならないようお休みが必要なんだよ」
「一瞬の決断は成功の率が高い。一瞬のためらいで大魚を逸する人はそのためらいまでの道筋は確かで隙がないことが多い。その確かにことを運ぶ性格が一瞬の決断をするのをためらわさせる。9の準備がなったら残りの1でためらわず賭けに出ていく勇気がほしい」
「希望を持ってもどうせ実現できないから初めから持たない、という考えは間違いだよ。確かに希望はその通りにいくもんじゃない。でも、持つとね、人は気をよくして実現できそうに思って励むんだ。すると、ほどほどのことは実現できる。だから、持つべきものは希望だよ」
「人生をね、あまりおおそれたものと考えないでいいよ。誰でもこの世に出てきて去るまで経験することだから。それにみんな1つしか持てないからとても平等だろ。だから、大切にする。人間性に外れたことで汚さない。それだけでもう充分なの」
関連する名言
「重要なのは経験の果実ではなく、経験そのものである。それこそが目的なのだ。」
— ウォルター・ペイター
「この硬く宝石のような炎で常に燃え続け、この恍惚を保ち続けること。それが人生における成功である。」
— ウォルター・ペイター
「すべての芸術は、つねに音楽の状態に憧れる。」
— ウォルター・ペイター
「あらゆる瞬間に、手や顔のどこかで一つの形が完成へと至る。丘や海のどこかの調べが、他の何よりも美しくなる。情熱や洞察や知的興奮のある気分が、その瞬間だけは抗いがたいほど真実で魅力的になる。」
— ウォルター・ペイター
「周囲の人々の中に、一瞬一瞬、情熱的な姿勢を見て取ろうとしないのは、この霜と陽光に満ちた短い一日において、夕べを待たずに眠り込んでしまうことだ。」
— ウォルター・ペイター
「我々がなすべきは、常に好奇心をもって新しい見解を試し、新しい印象を求め続けることであり、安易な正統説に、たとえそれが自分自身のものであっても、安住しないことである。」
— ウォルター・ペイター
「我々にとってのただ一度の機会は、その限られた時間を押し広げ、与えられた時間のなかにできるだけ多くの鼓動を詰め込むことにある。」
— ウォルター・ペイター
「真理が真理と対立することは決してありえない。そして誤りは、その根源まで深く探り、たどってこそ、はじめて有効に打ち破られる。」
— ジョン・ハーシェル
「真理の最大の、そして唯一の特質は、普遍的な経験の試練に耐え、あらゆる公正な議論を経てもなお変わらずに現れてくる力にある。」
— ジョン・ハーシェル
「自然哲学者の探究の対象は、現象ではなく原理であり、事実を知ることではなくその解釈であることを、決して忘れてはならない。」
— ジョン・ハーシェル