桐朋ではピアノを弾いてるのは女の子ばかりで、男の子なんて100人の中に2人ぐらいしかいなかったんですね。ですが、ジュリアード行ったら上手いのはみんな男の子で、しかも私なんか逆立ちしてもかなわないぐらい上手くて・・・あの頃のジュリアード音楽院のピアノ科は黄金期の最後だったんですよ

中村紘子の他の名言

日本の先生たちの古い考えに反発して日本にいられなくなってしまったんです
ピアノはレッスンや試験といったことと関係なく弾いているときは本当に楽しいんです。でも、こんなに楽しいものが当時子供だった私にとっての社会と結びつくとどうしてこんなにつまらない、辛いものになるんだろうと。それが不思議でした
ちょっとでも時間があればピアノを弾いています
クラシック音楽に対して日本が国をあげて音楽イベントやることが良いか悪いかは別にして、経済効果というものをもう少し考えるべきだと思いますね
ウィーン・フィルが何故うまくいっているかというと、オーストリアはハプスブルグ家の遺産の観光資源で食べているわけですね。だから国家の財政の為に投資もしているんです。ザルツブルグはまさにその典型で。冬のザルツブルグは変な言い方ですけど、お化粧をおとしたおばあさんみたいに最悪
もうドイツなんかでもピアノをやっている人なんかいないですからね。ですからベルリン・フィルなんかも質が落ちてしまったし、今は大変みたいです
人間はこの現実社会で満たされない夢を何かに託すことがエネルギーになるんですよね
ピアノはハングリーじゃないとダメなんです。ボクシングと同じです
みんな達者に弾くのだけど極限まで突き詰めるみたいなことはアホくさくてしないですし、そういう精神の極致のような昴まりを生活の中で必要としない。だから、お父さんお母さんにかわいがられて美味しいものを食べてガールフレンドがいて・・・みたいなことで満足してしまう
今はもう、日本の音楽界もヨーロッパも情報化の中で揉まれてしまってますからほとんど変わらないですね。レベルの点からいっても私の子供の頃とは全く違う世界になってしまっています

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