遠藤周作の他の名言

人間にはこの世に生きていくためには、他人に対する『けじめ』がある
自分の考えだけが何時も正しいと信じている者、自分の思想や行動が決して間違っていないと信じている者、そしてそのために周りへの影響や迷惑に気づかぬ者、そのために他人を不幸にしているのに一向に無頓着な者――それを善魔という
仕事とは誇りだ。誇りを失って儲けるのは己の仕事への尊重を失うことだ
戦後の日本人はいつの間にか、働くことと利を得ることを一緒にして利を得るためにだけ働くようになった。利がすべての目的に変わった。利のためにほかのものを多少は犠牲にしていいという風潮が社会を支配した
どんな母親でもわが子が悪いとは決して考えない。わが子を悪くしたのは別の人間のせいだと必死で思おうとする
不幸や苦痛はそれがどんな種類であれ、人間に孤独感を同時に与えるものだ
手を握られた者は自分の苦しみや痛みがこのつなぎ合わされた手を通して、相手に伝わっていくのを感じる。だれかが、自分の苦しみや痛みをわかち持とうとするのを感じる
拷問はそれ自身よりも、それを待っている時のほうが辛い
人生はどんな外形をとっても本質は同じものなのである
自分の一番愛しているもの、自分が一番うつくしいものを汚すことに悦びを感ずるものはいない。悦びがあったとしてもそれは倒錯的な悦びである

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