「検閲官なんてもんはガキだね」

溝口健二の他の名言

「今日、日本の映画が技術的には相当発達しているにも関わらず、ヨーロッパで作られる映画と比較する時、日蔭の花の如くおびただしく生彩を欠き、内容空疎な感じを人に与えるのは、その創作過程に於ける、演出家の日常的な生活態度の反映だとみるより他に仕方がない」
「映画監督である前に私は演出をするんです。演出してから監督するんです。演出というのはつまり、役者とか、美術、照明とか動かすことですね。監督は対外的なことですね。僕はシナリオに名前を載せない。監督がなぜ監督かというと、シナリオも含めてすべてを監督しているからなんです」
「「ハッとする」と書くとハッとした顔をするんです、役者が。人間がただハッとするわけがない。なぜハッとするのか。悲しいのか、恐ろしい中に喜びがまじっているのか。全部裏表があってそのバランスが崩れるところに演技の血や艶というものがあるんです」
「雨も要らない、雪も要らない。何も要りません。雪や雨が降ったり曇ったり晴れたりするのは丸ごと描いた人間の心の中です。心の中に雨が降る。心の中が晴れるんだ。ひとつの部屋の中だけで人間の心は書けるんですよ」
「ダメだね。君が溝口をダメにするんです。溝口をダメにするのは君です」
「(田中)絹代のアタマでは監督できません」
「この人たちは賊です!日本映画を滅ぼす賊です」
「あなたは脳梅毒です!医者で診てもらいなさい」
「三人が僕を負かします!どうしてくれるのですか」
「貴様なんかに西鶴がわかってたまるか」

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