「しかしながら国民思想の進歩すると否とは、実は先覚者がこれを適当に指導するや否やによって定まる。」
出典: 「憲政の本義を説いてその有終の美を済すの途を論ず」(『中央公論』1916年1月初出/青空文庫 図書カードNo.59471/底本『吉野作造評論集』岩波文庫)
「しかしながら国民思想の進歩すると否とは、実は先覚者がこれを適当に指導するや否やによって定まる。」
「換言すれば、一は政治は一般民衆のために行われねばならぬということで、二は政治は一般民衆の意嚮によって行われねばならぬということである。」
「即ち国権の運用に関してその指導的標準となるべき政治主義であって、主権の君主に在りや人民に在りやはこれを問うところでない。」
「古代においては政治の目的は少数強者の生存繁栄またはその権力の保持に存し、決して人民一般の利福ではなかった。」
「この時代においては一般人民はこの目的を助くるための道具に過ぎず、いわば牛馬の如き役目を勤むるものに外ならなかった。」
「精神的には政治家の人格言論を理解し判断し、その最良なる者に聴従して自家の立脚地を定むるだけの見識を有って居る。」
「この宇宙に対決するものにとって、一つの、そして、唯一つの驚きは、その中に、測ることのできぬ秩序が、厳しく、その道を辿っていることである。」
— 中井正一
「人間という動物は、ある意味においては大変な動物である。」
— 中井正一
「文字と言葉で、宇宙の秩序を、自分の中に鏡のごとく写すことのできる動物である。」
— 中井正一
「図書館の中に生きることは、この「形」の発展の形成を、生き身をもって生きることにほかならない。」
— 中井正一
「本を前にして、私たちはゆるがせにできない現実に対決しているのである。」
— 中井正一
「「話す」ということを発見した人類のこころの中には、苦痛をのり越えてきたものの切実な祈りがひそんでいる。」
— 中井正一
「吾人は戦争熱の高低如何に関せず、世上の景気の如何に関せず、依然として主義の為めに尽し得ることを喜ぶ、刻一刻に吾人の運動の歩を進め得ることを喜ぶ。」
— 幸徳秋水
「げに自然は虚心なり、人の楽しむと否とに関せず、依然として美なり。」
— 幸徳秋水
「圧制、貧困、罪悪を以て充填されたる欧洲列国中に一個の自由、平等、平和なる瑞西を見るは、恰も渺漫たる砂漠の中に、緑陰清泉のオーシスを見るが如し」
— 幸徳秋水
「先生の文章は先生の至誠至忠の人格の発露であった。」
— 幸徳秋水