「(仲間の漫画家たちが、次々と有名になっていくのを横目で見て)四十二歳のときのその日も徹夜していた。退屈し、子どものころにやっていた遊びを思い出して懐中電灯を手のひらに当ててみた。すると、血の色がびっくりするほど赤く透けて見える。あんまりきれいで見とれてしまった。これほど絶望しているのに、体には赤い血が脈々と流れているんだ。心は元気がなくても、血は元気なんだなと、自分自身に励まされたように感じた。不意に「てのひらを太陽にすかしてみれば」というフレーズが頭に浮かび、それがひとつの歌詞にまとまった。この歌は、自分を励ます気持ちから生まれたのだ」
やなせたかしの他の名言
「生きる、生きている、生かされているということは本当にありがたい」
「一寸先は光」
「今日いちにち生きられたから、明日もなんとか生きてみよう」
「死ぬときは死ぬんだよ!笑いながら死ぬんだよ!そうすれば映画の宣伝になる!死ぬまで一生懸命やるんだよ!」
「目も耳も悪いし、体は相当に傷んでいる。でも、生きている間に、やれることはやると決めた」
「世の中というのは、決して静かにならない。その中で、我々は日々、生きていくわけです。一寸先はなんだかわからないけれど、生きていくのが我々です。それが人生なんです」
「日本人は粘り強く、正しく立派に生きている人たちです。間違いなく復興できますよ!」
「生きていることが大切なんです。今日まで生きてこられたなら、少しくらい辛くても明日もまた生きられる。そうやっているうちに次が開けてくるのです。今回の震災も永遠に続くことはありません」
「人生、何があっても、これで終わりなんてことはないのだ」
「ぼくは四十歳を越えてもまだ五里霧中で、挫折どころか、出発していなかった」