「近代化というのは、いわゆる文化差をなくす装置でしょう。統一規格でやったほうが効率がいいという考えでやっている。僧侶もそうした流れに乗ってきましたけど、少なくとも宗教の領域は、その方向ではいけないだろうというのを提示していかないとだめでしょうね」

釈徹宗の他の名言

「震動している人の傍に行ってシンクロすることで宗教性を成熟させてください」
「宗教性というのは共震現象みたいなものですから、自分一人では振動しません。誰か宗教性が振動している人の傍にいかないと、自分の中の共鳴板みたいなものが震え出さないです」
「(若い僧侶の方たちには)宗教性豊かな人と出会っていくことをお勧めします。そうしないとお寺で暮らそうという気にならない」
「対話能力のスキルアップの一方で、内向きの話としては「行為様式を大切にすること」に注目しています。現代人が軽視してきた行為様式に、もう少し目を向けたいところです」
「いま求められているのは、外部に向けての公共性です。内向きと外向きの公共性というふたつの車輪を回していかないと駄目でしょうね」
「すごいスピードで変化させたらいけないものもいくつかあって、教育や宗教や医療というのがそういうものでしょう。これらが社会をいちばん下で支えていると思います」
「住職塾とかマネジメントとか言うと「行けばパッケージ化されたコンテンツが手に入る」と思っている人もいるでしょう。でも聞いていると、全然そうじゃないということがよくわかります」
「行為様式や宗教儀礼の危機でもあります。行為様式の力っていうのは、現代人が思っているよりも強いんです。行為様式が「生きる力」を支えているということころをちょっと甘く見ているんじゃないかと思います」
「お墓参りは以前よりも熱心になっている感があります。ある種、都市部でパッケージ化されたコンテンツが地域にも波及してきて「お盆参りもやっているし、ご先祖も大事にしています。これでいいでしょう」という事態になってきました」
「地域にはけっこう医療資源が眠っているんじゃないかということです。地域にリタイアした医師や看護師さんなんかがいらっしゃいますよね。そしてお寺は地域や家庭内のことにすごく詳しいです。それらを組み合わせて地域医療・在宅医療を何とかできるモデルが作れないかなと考えているんです」

関連する名言

「宗教とは、我々の義務のすべてを神の命令とみなすことである。」

— カント

「無論ボクは宗教にも文学にも人生にも救いなんか求めてはいない」

— 坂口安吾

「人を好きな気持ちとか抱き締めたいとか、そんな気持ちはそのまんま入ってても全然面白くないんだよな。それをどういう風に言うか、どういう場所で言うかとか、いろいろなことを考えながらみんな生きてるんだよな。そういうところから文化というのは始まるんじゃないかな」

— 井上道義

「一日一日の生活は君の社(やしろ)、君の宗教だ。」

— ハリール・ジブラーン

「基本的に宗教と科学の違いは、宗教は権力を基本としており、科学は観察と理由を基本としている」

— スティーヴン・ウィリアム・ホーキング

「フェイスブックでは「ハッカーウェイ(ハッカー精神)」という独自の企業文化を育ててきました。これは、「最初から完璧を目指さず、こまめに修正、改善を繰り返すやり方」です。シリコンバレーの本社オフィスの壁に書かれた「完璧よりとにかく実行を」という言葉を見ては、この姿勢を忘れないようにしています」

— マーク・ザッカーバーグ

「政治的スローガンとか、思想とか、さういふ痛くも痒くもないものには、人間は喜んで普遍性と共有性を認めます。毒にも薬にもならない古くさい建築や美術品は、やすやすと人類共有の文化的遺産になります」

— 三島由紀夫

「これから幹部になろうという者は、相手の言葉だけでなく、文化、歴史、政治、経済といったものをよく勉強しなくちゃいかん。もちろん、その前に自分の国のこともよく知っていなくては」

— 石坂泰三

「思想、アイデア、学問、文化。これからの日本はそうしたもので世界をリードしていけばいい。人口は少なくてもいい。経済大国になる必要もないと私は思っています」

— 五木寛之

「(サントリーホールなどを次々と設立)文化で社会にお返ししよう」

— 佐治敬三

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