本当の学問というものは、血となって身体中を循環し、人体・人格をつくる。したがって、それを怠れば自ら面相・言語も卑しくなってくる。それが本当の学問であり、東洋哲学の醍醐味もまた、そういうところにあるわけであります

安岡正篤

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安岡正篤の他の名言

いかにすればいつまでも進歩向上していくことができるか。第一に絶えず精神を仕事に打ち込んでいくということです。純一無雑の工夫をする。純一無雑などと申しますと古典的でありますが、近代的にいうと、全力を挙げて仕事に打ち込んでいく、ということです
日常の出来事に一喜一憂せず、現在の仕事を自分の生涯の仕事として打ち込むこと、そして、それを信念にまで高めなければ自己の確立はあり得ない
我々の生きた悟り、心に閃めく本当の智慧、或いは力強い実践力、行動力というようなものは、決してだらだらとした概念や論理で説明された長ったらしい文章などによって得られるものではない。体験と精神のこめられておる極めて要約された片言隻句によって悟るのであり、又それを把握することによって行動するのであります
人間は短い言葉が大事だ。人間は短い言葉によって感奮興起していく
ずるいことをやったり、人を押しのけたりして、地位や財産をつくるのも人間の能力、知能のひとつであります。それを使っていろいろのことができる。できるけれども、そんなことができても、これは人間としては少しも偉いことではない。社会的には偉いかも知れぬが、人間としてはむしろ恥ずべきことであります。何を為すか、何をしたかということと、彼はどういう人間か、いかにあるか、ということとは別である
一人物の死後に残り、思い出となるのは地位でも財産でも名誉でもない。こんな人間だった。こういう嬉しいところのあった人だというその人自身、言い換えればその人の心・精神・言動である。このことが、人間とは何かという問いの真実の答えになる
真の教養とは、人類の有する偉大な著作に親しむことによって得るものです。そこで昔から優れた定評のある良い書物を少しずつ読むことであります。人間としての教養の書、人としての哲学の書、修養の書というものを、注意して毎日たとえ3枚でも5枚でも、そういう書物を必ず読むようにする。いわゆる座右の書を持つということであります
たえず熱中する問題を持つこと、すなわち感激の対象を持つことだ。人生は退屈することが一番いけない。たえず問題を持つ者が、精神的に勝利を占める
物知りというものはもちろん結構、場合によっては面白い、ある種の値打もある。けれども、人間の本質的価値に何ものを加えるものでもない。いわんや物知りを自慢にするなどというのは、これくらい他愛のないことはない
人間が浅はかで無力であると、いわゆる「宿命」になる。人間が本当に磨かれてくると「運命」になる。すなわち、自分で自分の「命」を創造することができるようになる

関連する名言

芸術は知覚の枠組みを変容させる力を持つ

ジル・ドゥルーズ

苦しみは思考が作り出す。今に在れば苦しみは消える

エックハルト・トール

人間はいつか死んじゃうんだよ、なんて言ってるのは哲学者か教育者だ

荒川修作

教育の一環として、社員には「経営幹部を目指すのであれば、まずは歴史と哲学の本を読め」と言っています。賢い人や愚かな人、軍師から大将まで、歴史というのは人物の巣窟です。歴史の本を読めば、世の中には色々な人がいるということが、よく分かります

澤田秀雄

諸君は私から哲学を学ぶのではない。哲学することを学ぶのだ。

カント

無限こそ、人間の精神を魅了する唯一の概念である

ホルヘ・ルイス・ボルヘス

砂の中に閉じ込められた者は、砂の論理で考え始める

安部公房

身体の声を聴け。知性は身体から生まれる

内田樹

真に重大な哲学上の問題はひとつしかない。自殺ということだ。人生が生きるに値するか否かを判断する、これが哲学の根本問題に答えることなのである

アルベール・カミュ

謙遜なる処女と、慎み深き妻と、注意深き主婦は、女の哲学者、夫を尻に敷く女、勇敢なる女王よりも、より多く人生に有用である

オリヴァー・ゴールドスミス

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