名言大学

トヨタの連結ROE(株主資本利益率)は7%で、
ビッグ3と比較すると低いと言われますが、
そんなに高く持つ必要はないのではないかと考えています。
もちろん、
高く持つに越したことはないのですが、
会社の発展の度合いによって数字は違ってくるものではないかと思います

努力した人が報われる社会にしなければ、
閉塞感は増すばかりです。
「平等」に価値が置かれた結果、
社会から変わろうとする意欲が失われてしまったんです。
それによって、
日本はすでに周回遅れのランナーになってしまった。......

人間は生まれながらにして異なる個性と才能、
環境を持つわけですから、
すべて平等ということはあり得ない。
平等は確かに尊重すべき価値観ですが、
努力の過程を無視して結果だけを一律にそろえることがいいとは思えません

バブルの影響で消費が落ち込みましたが、
それは経営者の責任で社員には責任はない。
それなのにその反省はまるでされていません。
逆に言えば経営者に責任を取るつもりがないからバブルになってしまったのです。
経営者がもっと侍的な精神を持っていたら、
自ら腹を切っているはずです。......

現在日本は第二の敗戦を迎えたといわれていますが、
それならば経営者が本当にその責任をとったらいいのではないか。
戦後、
公職追放と言う形で多くの経営者がパージ(追放)を受けました。
それによって経営陣が若返り、
30代、......

最近はROE(株主資本利益率)重視に走る企業が多いと感じています。
ROEでしばられて、
ROEが悪くなるから投資はやめようという考えではなく、
成長とバランスを考えることが必要だと思う。
うちのやり方は、
先に網を張っておいて、......

私は日ごろから、
「変わらないことは悪いことだと思え」と言い続けています。
同時に、
変わることをためらう人がいれば、
「変革に加わらなくてもいいから、
変革の邪魔はしないでくれ」と言っています。......

果敢な行動を評価する価値観が作られれば、
日本は大きく変わる。
そうなれば、
日本人はもっとアグレッシブになれるし停滞した闘争心に火をつけることにもなります。
そもそも日本は競争をできるだけ避けてきました。
運動会のかけっこでも順位はつけないなど、......

上手くやろうとすればするほど、
準備に時間がかかり、
機会損失は拡大する。
下手でもいいからやってみて、
上手くいかないところは、
その都度、......

深く考えることも大切ですが、
同時に日本人は動かなければならない。
素早い行動と実践です。
固定概念に凝り固まって動きが取れない人が多すぎる。
じっと我慢して台風が過ぎ去るのを待っている。
それでは何も変わりません。......

いま流行の「リストラすれば企業の競争力が上がる」という主張には、
二つの重要なポイントが欠落していると言えます。
その一つは「人間尊重」。
すなわち、
あらゆる経済活動の中心にあるのは人間だという素朴な信念です。
市場経済が合理的で優れたものであることは言うまでもありませんが、......

市場がマネーゲームの場である以上、
短期的な利益を追求することは、
致し方の内面もあります。
しかし、
株主のとっても長期的な投資という観点からすれば、
一時的な配当を求めて人材を削減することにメリットがあるとは思えません。......

日本の経営者は通勤に使う自動車も会社もちなら、
昼飯も会社が払う。
ゴルフの会員権まで会社が負担している。
日本では経営者まで会社に依存しているわけです。
そのもう一つのいい例が、
日本では会社を退いた後でも、......

左遷は飛躍のチャンス

人間は一度へこたれたら、
それでもうおしまいだ。
ただ、
へこたれるということは自分の心が決めることで、
他人の決めるところではない。
人が何と言おうが、......

兵站が伸びきっている

リストラするなら経営者は腹を切れ

日本はアジアの盟主になる力量も品格もない

何も変えないことが、
もっとも悪いことだ

例えばクラウンのオーナーなんて大概5年で買い替えるんですよ。
ならば5年持てば十分でしょう。
過剰品質については徹底的に見直し、
コストの適正化に務めます

政府が将来必要な人口や年齢構造などに関する深層分析を行わずに少子化対策にお金を注ぎ込んでいるのは‘山に向けて大砲を撃つようなもの’だ

朝から晩まで年金や保険のことで厚労省たたきをやっている。
あれだけたたかれるのは異常な話。
正直言ってマスコミに報復してやろうか。
スポンサーでも降りてやろうか

人口の減少を高齢者や女性、
情報技術(IT)の力で埋めたり、
あるいは200万人にのぼるフリーターを活用すればよいという一部の主張は馬鹿げた話

私は2000年から2010年というのは一つの節目になるだろうと考えていますが、
この10年で日本社会が大きく変わるとすれば、
もはやその4年目か5年目にきている。
そういう風に理解した方がいい。
それが達成された暁には、
経済成長率が2.3%に戻り、......

人口の減少を高齢者や女性、
情報技術(IT)の力で埋めたり、
あるいは200万人にのぼるフリーターを活用すればよいという一部の主張は馬鹿げた話」と一蹴した。
優秀で多様な価値観を持つ外国人の力を積極的に借りなければ日本の競争力を維持するのは難しい

物質的価値に偏重しすぎたあまり、
カネで命が買えると思うようになってしまった。
寝たきりになっても植物状態になっても、
医学の進歩によって生き続ける。
これが人間の幸せにつながるとは思えません。
日本では「リビング・ウィル(尊厳死の宣言書)」は、......

会社も社則を10年に一度、
状況に合わせて改める。
そうしない会社が沈没するように、
変化できない日本は沈没するしかない

これまでの日本はあまりにも価値観やライフスタイルの画一化が目立ちました。
その意味で、
人が最後をどう迎えるかについても、
改めて考えなければいけないと思います。
私たちはこれまで死の問題を直視することを避けてきたところがある。
膨大な費用のかかる終末期医療に対しても、......

人間の国際化しないと日本ダメになる。
第2の大和民族を作ってもよいから若い外国人に来て貰い少子化対策を

大混乱も起きるかもしれません。
それを乗り越えなくては次の時代というのは来ないと思います。
飢え死にする人や凍死者もいた戦後間もなくの日本ならば、
確かに格差は認めにくい側面もあったかもしれません。
しかし、
いまの日本のような豊かな社会では、......

格差があるにしても、
差を付けられた方が凍死したり餓死したりはしていない

目先の変化や表面的な動きに惑わされることなく、
変化の本質を把握したうえでスピーディーに行動することが重要です。
Big Eats Small 時代から Fast Eats Slow の時代にかわりつつある中、
「決断」「実行」をいかに俊敏にできるかが成功の鍵となります

トヨタの社員は頭を下げて道の端を歩け

私は反抗心も強かったため、
言いたい放題でやってきました。
仕事上ではほとんどストレスを感じたことはありません。
ただ、
先のことや結果ばかりにとらわれず、
一生懸命、......

一人ひとりが起業家、
経営者の視点に立ち、
『打倒トヨタ』の発想で改革に着手してほしい。
最大の敵は内なる慢心。
変革のチャンス、
ニーズを見逃すな

最後まで諦めずに、
時間をかけてもやり通す。
そういう覚悟をもってすれば怖いものは何もないのです。
そこから新しい境地にも立てる。
他人の評価も気にならなくなるのです

私が首相になったら、
まず大臣の辞表を預かる。
大臣は次官の、
次官は局長の辞表を預かって(改革)をやればいい

今は物質的に恵まれていますが「苦労は買ってでもしたほうがいい」と思います。
それが「人生の偏差値」の向上につながります

最近、
日本人の心の中から執着心や忍耐力、
こだわりが失われている。
日本の製造業が名をなしてきた換骨(奪胎)の世界というのは(口には出さないで伝わる)暗黙知の世界。
IT化が進めば暗黙知が形式知に置き換わっていくが、
暗黙知は依然必要だ

これまでを振り返ると、
つくづく自分は「運」がいいなと思います。
ただ、
運は何もしないでついてくるものではない。
いろいろな場所に出向き、
様々な人に出会い、......

バブルの最も重大な後遺症は企業経営者の精神的な荒廃であるのかもしれない。
自分の会社の利益、
株主の利益しか考えず、
従業員の幸せや企業の社会的責任、
幅広い関係者との調和、
あるいは経済や国全体の利益を考えないトップは『経営者』と呼ぶに値しない。......

今の新入社員には学校の成績が優秀で、
偏差値が高い人はたくさんいます。
しかし、
これだけでは足りません。
「人生の偏差値」を高めなければいけないのです。
恋愛でも何でもいい。......

グローバルスタンダードなどというおかしな言葉に振り回されてすべてを他国と一緒にしてしまっては国際競争に勝てない

ヘタクソでもいいから、
とにかく早く動き出せ

21世紀は20世紀の延長線上では決して語ることのできない時代になる。
トヨタグループとして欧米メーカーの大連合に伍していく最終準備期間と認識し、
構造改革に取り組む構えだ

過去の成功体験をベースとした従来の延長線上の考え方や取り組みでは解決が難しい。
それだけに、
私たち自身の取り組み意識と姿勢を変え、
新しい発想や方法で失敗を恐れず、
勇気をもって実行することが必要だ

構造改革といっても血を流したのは製造業だけだった。
ゼネコンやサービス業、
銀行なんかはリストラに手をつけてこなかった。
豪勢な本店を売るわけでもないし、
人も減らさない

F1グランプリはある意味、
芸術と同じところがあります。
時代を引っ張っていく力がありそうです。
そうしたものが引っ張っていく時代が、
21世紀だと思うんです

時代が変われば、
今までの強さが弱さになる。
社内でも『トヨタが永遠に大丈夫だなんて考えるな』と言っている。
企業カルチャーは絶えず変わっていくべきだ