名言大学

多くの人間は、
過ちを避けるよりも、
過ちを悔いることの方を美徳と見なす。

目新しいことはめったに真実ではなく、
真実はめったに目新しくはない。

リヒテンベルク

世界は、
我々によって認識されるために存在するのではない。
それは、
我々を養成するためにあるのだ。

リヒテンベルク

自然は女性を、
原理に従うよりも感情に従って行動するように創った。

墓は運命の嵐を防ぐ最良の砦である。

他人を責める前に、
許す余地がないかどうか考えるべきだ。

リヒテンベルク

チャンスは泥棒をつくるだけではない。
それは偉大な人間もつくる。

多くの人間は、
他人のことにも自分自身のことにも気を使わなければ、
さぞ幸福に暮らせることであろうに。

結婚とは、
熱病とは逆に、
発熱で始まり悪寒で終わる。

人は眠るために眠るのではなく、
活動するために眠るのだ。

リヒテンベルク

弱点も、
我々がいったんそれを知りさえすれば、
もはや我々を害すこともない。

リヒテンベルク

永い幸福は、
それがただ永く続いているということだけで失われる。

恋は人を盲目にするが、
結婚は視力を戻してくれる。

人間にとって、
天国ほど手軽に思いつく発明はなかった。

こういうふうにすることもできたろうに!と思い悩むことは、
人間のなしうる最悪のことに他ならない。

地面を掘ると、
どこにも水が見つかるように、
早晩、
人は理解できないことがどこにもあることを知っている。

神への信仰は本能である。
それは二本の足で歩くのと同じく、
人間に生来備わっているのもだ。

神は動物をつくる。
人間は自分自身をつくる。

チャンスは偉大な人間をつくる。

健康の感じは病気によってのみ得られる。

掃除をしてもらう者は埃(ほこり)のことで文句を言うべきではない。

リヒテンベルク

欲望を持つことが少なければ少ないほど幸福になるだろう、
という言葉は昔から言われているが、
しかし非常に間違った真理である。

真理を見出そうとする意欲は、
たとえ途中で迷う事があってもすばらしい功績といえる。

人間の素質はみんな同じである。
ただ環境が差別を生むだけである。

学校や大学の教師は、
個人を教育することはできない。
ただ、
種を教育するだけである。

人間は年をとるものだと始終考えていることほど、
人間を老けさせるものはない。

人間のうちの最高の賢者さえも、
金を取りに来る人間よりは、
金を持ってくる人間を歓迎する。

真理への入り口は単純なものの中を通っている。

少なくとも一年だけはどんな人も天才だ。

野心と疑惑とは常に同伴する。

リヒテンベルク(Lichtenberg)は、ドイツ語圏に見られる地名・人名である。