名言大学

地上にはたくさんの道が用意されている。
けれど、
それの道は自分の力で歩んでいかなければならない

ヘルマン・ヘッセ

人間は自分をあまりに重要視しすぎるのです。
我々人間は、
鳥やアリの生より決して困難なものではなく、
むしろもっと楽で素敵なものです

神が我々に絶望を送るのは、
我々を殺すためではなく、
我々の中に新しい生命を呼び覚ますためである

書物そのものは、
君に幸福をもたらすわけではない。
ただ書物は、
君が君自身の中へ帰るのを助けてくれる

君自身であれ!そうすれば世界は豊かで美しい

ヘルマン・ヘッセ

自分自身に達するということ。
これが職人が目指すただひとつの頂点なんだ

ヘルマン・ヘッセ

木に耳を傾ける事を知るものは真理を知る。
木は教養も処分も説かない。
木は個々のことにとらわれず、
生の根本法則を説く

人生に対抗する最善の武器は、
勇気とわがままと忍耐です。
勇気は強くし、
わがままは冗談を言わせ、
忍耐は落ちつきを与えます

神が人に絶望を与えるのは、
その人を殺すためではなくて、
新しい生命を呼び起こすためである

人生の義務は、
たった一つしかない。
それは幸福になることなんだ

人生は一頭の馬である。
軽快なたくましい馬である。
人間はそれを騎手のように大胆に、
しかも細心に取り扱わなければならない

「失礼ですが、
その恋はあなたがたを幸福にしてくれているのでしょうか?
みじめにしているのでしょうか?
それともその両方でしょうか?
」あら、
恋は私たちを幸福にするためにあるのではありませんわ。......

君がどんなに遠い夢を見ても、
君自身が可能性を信じる限り、
それは手の届くところにある

大部分の人たちが行く道は楽だが、
僕たちの道は苦しい。
――でも、
行こうじゃないか

ヘルマン・ヘッセ

自分の道を進む人は、
誰でも英雄です

僕は、
僕の内部から一人でに出てこようとするものだけを、
生きてみようとしたに過ぎない。
それがなぜ、
あれほど難しかったのだろうか

ヘルマン・ヘッセ

苦難はそれを恐れているとつらいものだ。
そして、
それに不満ばかり言っていると苦しくなる。
そこから逃げようとすると、
追いかけてくる。
逃げてはいけない。......

過ちも失敗も多かった。
だが・・後悔する余地はない

愛されることが幸せだと誰もが思っている。
しかし、
実際のところ、
愛することこそが幸せなんだ

鳥は卵から無理矢理出ようとする。
卵は世界である。
生まれ出ようとする者は、
一つの世界を破壊しなければならない

ヘルマン・ヘッセ

幸福とか、
行いとかが、
いつかしらあったのかと疑う

だから、
どんな辛いことでも、
一人でするということに勝る

ヘルマン・ヘッセ

夜よ、
ようこそ!星よ、
ようこそ!私は眠りにこがれる。
私はもう起きていられない

ヘルマン・ヘッセ

そなたは太陽、
私は雪、
そなたは昼、
私は夢

もう考えることも、
泣くことも、
笑うこともできない。
ただ眠りたい。
百年も千年も眠りたい

ヘルマン・ヘッセ

理解されないなんて、
いつまで繰り返していても同じことですよ。
だれそれが自分をあまりよく理解してくれないだの、
あまり正当に評価してくれないだの、
いつもそんな事ばかり考えていてはいけません!あなたの方からまず相手の人たちを理解し、
喜ばせ、......

悩みも死も私たちの魂を脅かしはしない、
私たちは一層深く愛することを知ったから

救いの道は右にも左にも通じていない。
それは自分自身の心に通じる道である。
そこにのみ神があり、
そこにのみ平和がある

さあ、
ともどもに楽しく歌おう。
やがて私たちは塵になるのだ

ヘルマン・ヘッセ

信仰と懐疑とは互いに相応ずる。
それは互いに補(おぎな)い合う。
懐疑のないところに真の信仰はない

ヘルマン・ヘッセ

静かな晩になったら、
私は目指すところに着き、
昼のように燃え尽きよう、
おまえの胸で。
愛しい者よ

不安に打ち勝った者は、
もはやこの世に生きるのではなく、
神の中に、
永遠の中に生きているのだ

ヘルマン・ヘッセ

私たちがあらゆる行動を超越して光に満たされたものとして平和のうちに歩くまで

戦争ならアリでもする。
国家ならミツバチでも持っている。
財産ならネズミでも集める。
君の魂が求めるのは、
別の道だ。
そして、......

あなたの愛しい指を手にとって持て遊びながら、
私の指の中にたたもうとする

先生やパパやどこやらの神様に気に入られるだろうかなどいうことは、
問題にしないことだ。
そういうことを気にしたら、
我が身の破滅を招くだけのことである

ヘルマン・ヘッセ

恋を語る風はあなたの忘れ得ぬ笑い声をしている

僕たちは喋りすぎる。
賢そうな議論をいくらしたって何の値打ちもない。
まったく無価値だ。
自分自身から離れるばかりだ。
自分自身から離れるのは、
罪だ。......

静かに苦痛もなく聖なる光が痙攣して消えるのだ

ヘルマン・ヘッセ

我々は人間についてあまりにも知らない。
絶望的に知らなすぎる。
学校では何百というばかばかしい戦闘の年号やこっけいな国王たちの名前を覚え、
新聞では税金やらバルカン半島やらについての論説を毎日読んでいながら、
人間のことは、
何も知らない

手よ、
全ての仕事をやめよ、
額よ、
全ての考えを忘れよ、
私の五官は皆、
微睡の中に沈もうとする

自分が月や星と一緒に旅するのを感じる、
どこへ行くかは、
かまったことではない

ヘルマン・ヘッセ

魂は、
曲りくねった小道を行く。
魂の言葉を読むことを学びたまえ

だが、
清らなあなたは私の情熱に気づかず、
私にかまわず、
楽しげに花咲き、
高々と星のようにさすらう

もう一度、
優美の魔力に、
青春のやさしい魅力に挨拶する

人生を明るいと思う時も暗いと思う時も私は決して人生をののしるまい

魂にとっては、
「無常」も「永遠」も等しく貴くもあり、
詰らなくもある

ヘルマン・ヘッセ

子どもたちは歌い、
花は草の中で笑う

ヘルマン・ヘッセ

他の人たちは目的、
目標を持っている。
私は生きているだけで、
もう満足だ

人生とは孤独であることだ。
だれも他の人を知らない。
みんなひとりぼっちだ

ヘルマン・カール・ヘッセ(Hermann Karl Hesse, 1877年7月2日 - 1962年8月9日)は、ドイツ生まれのスイスの作家。主に詩と小説によって知られる20世紀前半のドイツ文学を代表する文学者である。

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