名言大学

創造して破壊して、
破壊して創造する。
そのプロセスが大切なのです

当社では「頑張る」という言葉も使いません。
「頑張る」なら、
具体的に何をどう頑張るのかを示してもらわなくては言われた方も納得できません

本質的ではないことに振り回されているのが、
日本の小売業です。
小売業=接客という図式が当たり前のように信じられていますが、
私たちはそれを、
科学と論理によって実現しようとしているのです

本当にお客様のためになっていれば必ず利益が後からついてくる。
私たちはブーメラン効果といっています

人間は、
現状を否定することからのみ、
成長できます

お客様のことを考えて商売をすれば、
お客様はきちんと応えてくれる

競争が進歩を生むのですから、
日本に外国企業が進出してくるのは私としては良いことだと思います

自分のためだけにする努力よりも人の幸せのためにする努力の方がやる気が出る

仕事は、
思いつきで行動するよりもきちんと手順を踏んで考えていくことが大事です

夫婦関係と同じように、
ビジネスでも見返りを求めません。
儲けようとするとお客さんは逃げていきます。
喜んでもらえばいいのです

うちのモットーは「一に安さ」「二に安さ」「三に安さ」です。
お客さんにとって1円でも安くするためには、
どんな困難であれ乗り越えてみせるという思いです。
あくまでも世のため、
人のため。
儲けるとか売上とか、......

売り上げや利益よりも社会貢献には店舗数が必要だと分かってきました。
チェーンストアがあることでアメリカの人々に豊かな暮らしが定着していましたから

人のために何かをすることがロマンだと思います

企業家はロマンとビジョンを持つことです。
ロマンとは世のため人のため、
ビジョンは10年先20年先の目標立てです。
これを全従業員と共有し達成することが大切

私は自分達で調査したものでしか判断しません。
評論家やアナリストの意見や指摘は参考にする程度です

初めは少ない特徴でも2つ3つと増やしていく。
これが抜きん出ると世界一になれる。
その代わり業態で最も影響力のある特徴を持つ必要がある

私は常にまわりと逆を行くように意識していました。
景気が良いときは比較的抑え気味で、
景気が悪いときはスピードをゆるめずに進むのです

願望と実態は天と地ほどの差がある

まわりと同じことをやっていてはダメ

成功の秘訣は、
顧客の為なら喜んで損をする覚悟にあり

以前は楽をするのが好きでしたが、
誰かのためにと高い目標に向かって皆で努力する達成感を知ったあとは、
たとえ休みがなくても仕事が楽しいのです

ロマンとは人のために何かをすること、
したがってロマンチストとは人のために何かをしたいと思い、
またそれを実行できる人のことです

重視するのは成功するまで諦めない執念深さです。
様々なことを学び、
失敗を恐れず、
前向きに乗り超えていける人はどんどん伸びていきます

環境は常に変化していますから、
過去の成功は忘れ、
新しい方法に切り替えていかなくてはいけません

27期連続増収増益できた秘訣は、
徹底した品質主義です

密度を高めて仕事すれば、
遊びの時間も自ずと生まれる

常に刺激を受け、
新しい発想を得ることが成長に不可欠

私の場合は「日本人のために豊かな暮らしを提供したい」ということですね。
このロマンを持ったことで、
私の人生は大きく変わりました

人生の目標を持つ前は自分の暮らしだけで精一杯だったのですが、
持ったことでそれまでの消極的な考え方が180度変わりました。
そうすると、
休みなく働いていても全然辛くないのです

人材を育てるコツがあります。
それは「高速配転教育」です。
1年半ごとに部署をどんどん変えていくのです

不景気の一番の利点は、
社員が成長できることです。
経済が上向きのときは、
人間は成長しません。
でも不況になれば、
何とかしようと努力します。......

リスクを自ら取り込む。
リスクがないと社員は成長しない

チョロチョロとどこかを接ぎ木して変えてもダメだ。
もはやガラッとイチからすべて変えるくらいの改革が必要だ

ビジネスに限らずとも、
思い付いたことを実行するのとしないのとでは天と地の差がある。
そこで成功するかどうかの道が分かれる

ロマンを持っていると何歳になっても人生の密度が変わらず濃いのです。
ニトリの社員には80歳までの年間計画を書かせています

従来と同じ方法では解決できないことが多いですし、
基本は現状否定の姿勢で臨んでいます

僕が社員によく言うことは、
「会社のため、
社長のため、
そういうことは考えなくていい。
自分のためにやってください」ということです

品質には徹底的にこだわっています。
いくら安価でも、
安かろう悪かろうでは話になりません。
そんなことでは一度はニトリ製品を買ってくれても、
二度目の購入はありません

頭が切れてパーッと先回りできる人間はいるけれど、
そういう人間は実は先々成長しません。
「ウサギとカメ」のウサギと一緒で、
途中で満足して飽きてしまったりするからです

人生において師を持つことは大切です。
それも厳しければ厳しいほどいいのです。
親父代わりとも呼ぶべき恐ろしい大師匠、
渥美俊一先生の出会いがなかったら、
現在のニトリはありません

人間は現状を否定することからのみ成長することができます。
取り柄ができてしまうと、
どうしても守りに入ってしまいがちですが、
それでは進歩発展していきません。
昔は優秀だった人が、
いまでは錆びついてしまって使い物にならないということはよくありますから

入社以来、
数年間同じ上司のもとについているなどということは、
我が社ではありえません。
次々に部署異動して新しいことを勉強してもらうのです。
本人にとっては恐ろしいと思いますよ。
やっと慣れたと思ったら、......

人づくりに関して、
僕は創業当初から、
とにかく優秀な人材が欲しかったのです。
人材を育てるには30年、
少なくとも20年はかかりますが、
そもそも学びに適した人材を登用しないことには話になりません。......

年功序列などは論外です。
20から30代を改革に捧げてきた人も、
40代から50代では歩みが止まるかもしれない。
歩みが止まった瞬間、
うちでは降格が始まります。
当然給料も下がっていきます。......

人間の一番高度な欲求は自己実現です。
それが働くうえでの一番のモチベーションになります。
単に給与や役職がもらえるということでは弱いのです。
仕事を通じて社会に貢献できるという達成感こそが、
最高の褒美なのです

コンサルタントは決して顧客を褒めてはいけないんです。
「ここも、
あそこも問題だ」と、
ズバズバ弱点を突いて、
こちらの知らないことを教えてくれる存在でなければいけません

人間、
「褒めて欲しい、
褒めて欲しい」と願っているうちが華で、
褒められるようになったらおしまいです。
いい気になって我流で進むようになったら、
必ず失敗します

僕の一生の目標は、
アメリカ研修で決定しました。
当時日本人の給与所得は、
アメリカに並びつつあるのに、
生活レベルはどうしてこうも違うのだろうと衝撃を受けました。
理由は、......

日本流の接客を見ていておかしいなと思うのは、
偏見や神話に基づく間違った知識を押し付けているということです。
たとえば、
ソファは少し硬めの方がいいですよとよく言われますが、
医学的根拠はありません。
話している当人は騙しているつもりはないでしょうが、......

逃げ場として「感性」「多様性」という言葉を使うこともありますが、
私はそれを社内で一切許しません。
数字の裏付けがある具体的な話をしなければいけません。
それを徹底しています

似鳥 昭雄(にとり あきお、1944年3月5日。