名言大学

美しい女たちのことは想像力のない男たちに任せておこう

マルセル・プルースト

過去の出来事の記憶は、
必ずしもあったままの形で留まっているとは限らない

マルセル・プルースト

我々を幸せにしてくれる人に感謝しようではないか。
彼らは、
我々の魂を開花させてくれる魅力的な庭師だ

幸福は身体にとってはためになる。
だが、
精神の力を発達させるのは悲しみだ

真の発見の旅とは、
新しい景色を探すことではない。
新しい目で見ることなのだ

不幸なときにこそ、
人は道徳的になる

愛とは、
心で測る時間と空間のことである

ある習慣の規則正しさは、
その習慣のばかばかしさに比例する

マルセル・プルースト

恋わずらいの人は、
ある種病人のように、
自分自身が医者になる

我々の苦悩は、
とことんまで経験することによってのみ癒される

マルセル・プルースト

英知は受け売りでは身に付くものではない。
自分自身で発見するものである

マルセル・プルースト

欲する心にはすべてを開花させる力がある。
所有したという事実はすべてをしぼませ枯らしてしまう

マルセル・プルースト

多くのインテリ連中がそうであるように、
彼もまた単純な物事をシンプルに言い表すことができなかった

マルセル・プルースト

時間というものは、
人々を変える。
だが我々の心にある彼らのイメージを変えてしまうことはない

我々の愛情が衰えるのは、
相手が死んだためではなく、
我々自身が死ぬからである

少しばかり夢を見ることが危険であるというなら、
その治療法は夢を減らすことではない。
むしろもっと多くの夢を、
四六時中夢を見続けることだ

マルセル・プルースト

真の楽園とは失われた楽園である

マルセル・プルースト

安定は愛を殺し、
不安は愛をかきたてる

マルセル・プルースト

人は、
泳げるようになりたいと願いながら、
同時に片足を地面につけているものだ

マルセル・プルースト

時は過ぎていく。
そして少しずつ、
我々が口にしてきた嘘は真実になる

マルセル・プルースト

しばしば想像力の欠如が、
人間を大きな苦悩から遠ざけることがある

私たちの知っている偉大なものは、
すべて神経質な人が作ったものです

マルセル・プルースト

愛するということは不運である。
お伽話の中の人々のように、
魔法が解けるまでそれに対してどうすることもできないのだ

マルセル・プルースト

戦争を続けようとする者にもまた、
戦争を始めた者と同様の罪があるのです。
あるいはそれ以上の罪があるかもしれません、
何故なら、
真っ先に始めた方は恐らく戦争の惨禍をことごとく予想していたわけではありませんからね

我々の忘却してしまったものこそ、
ある存在をいちばん正しく我々に想起させるものである

マルセル・プルースト

愛が永遠でないという理由は、
多分、
記憶がいつも真実であると限らず、
人生は細胞の絶えざる更新によって出来ているからであろう

上手に別れられるなどということは、
まったく稀なのだ。
そういうのは、
ちゃんとうまくいっていたら、
別れたりはしやしない

マルセル・プルースト

私たちが情熱から解放されるのは、
その情熱をとことん味わいつくした場合だけである

世界は一度だけ創造されたのではなく、
独創的な芸術家が出現したのと同じ回数だけ度々作り直されたのである

マルセル・プルースト

病人というものは、
正常な人よりも己の魂により近く迫るものだ

マルセル・プルースト

苦しんでこそ、
美しさを知る

マルセル・プルースト

よく病気をして長い日時を「方舟(はこぶね)」にこもって過ごすようになってから、
ノアは何にもまさって世の中をよく観察できたに相違ないことがわかった

マルセル・プルースト

同じ比喩もそれを出発点とすれば誤りとなるし、
それを到着点とすれば本当ともなる

マルセル・プルースト

人は苦悩を征服することによってのみ苦悩を忘れる

マルセル・プルースト

男が女に処女性を求めるのもまた、
愛情が純潔に捧げる永遠の賛辞の一形式である

我々は過去の出来事を実際に起きたとおりに憶えているわけではない

マルセル・プルースト

ヴァランタン=ルイ=ジョルジュ=ウジェーヌ=マルセル・プルースト(フランス語: Valentin Louis Georges Eugne Marcel Proust, 1871年7月10日 - 1922年11月18日)は、フランスの小説家。畢生の大作『失われた時を求めて』は後世の作家に強い影響を与え、ジェイムズ・ジョイス、フランツ・カフカと並び称される20世紀西欧文学を代表する世界的な作家として位置づけられている。

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