名言大学

目が見える人間は、
目が見えるという事が、
いかに幸せであるかを、
ほとんど感じずに生きていく

幸福になる必要はないと、
思い始めた日から、
私は幸福を感じるようになった

嘘で固めた自分で愛されるよりも、
本当の自分で嫌われた方が、
気持ちがいいではないか

幸福になる秘訣は、
快楽を得ようと努力することではない。
努力そのものの中に、
快楽を見出すことである

人間は束縛によってのみ、
自己を絶滅から救いうる

幸福は対抗の意識のうちにはなく、
協調の意識のうちにある

人は誰でも素晴らしい可能性を秘めている。
「自分次第でどうにでもなる」ということを、
忘れてはいけない

平凡なことを、
毎日に平凡に実行する。
これを非凡と呼ぶ

未来を創造する者は、
君達をおいて他にいないのです

ひとたび睡眠というこの青春の泉に浸すと、
私は自分の年齢をあまり感じないし、
自分がまだ健康であると信ずることができる

幸福になる必要なんかありはしないと、
自分を説き伏せることに成功したあの日から、
幸福がぼくのなかに棲みはじめた

目の見える人間は、
見えるという幸福を知らずにいる。
目の見えない人間は、
見えないという幸福を知らずにいる

もし手元に良いペンと、
良いインクと、
良い紙があったら、
わけなく傑作を書けそうな気がする日々がある

同じ生活を営み、
お互いに愛し合っている二人の人間が、
どの点までお互いに謎であり、
城壁をめぐらしていることができようか

人にはそれぞれに素晴らしい可能性がある。
自分の力と若さを信じることだ。
「自分次第でどうにでもなる」と、
絶えず唱え続けることを忘れるな

ある年齢以後になると、
友人を選ぶよりは、
友人に選ばれる場合の方が多い

罪とは魂を曇らせるすべてのものをいう

金持ち連中の軽蔑には容易に耐えられる。
だが一人の恵まれない人の視線は、
私の心の底に深く突き刺さってくる

本を読むにせよ、
音楽を楽しむにせよ、
すぐそこに没入しようなどとは決して求めてはいけない。
もしそうしたいならば必ず大昔の作家を選ぶこと

私の思想は、
私に、
自分自身で確認したもの以外、
何ものも真実とは認めさせない

誤りと無知とによって作られた幸福など、
私は欲しくない

あなたの真実が嫌われるのは、
あなたの偽りが愛されるよりもいい

ああ!青春!――人は一生に一時しかそれを所有しない。
残りの年月はただそれを思い出すだけだ

人間がもう少し気違いで無かったならば、
戦争から生まれる悲劇を逃れたはずである

人生はよくなるものだという確信を捨ててはいけない。
それがあなたの人生であれ、
他人の人生であれ

木と草は、
自分の子孫があまり自分のそばに生えないように気を配る。
なぜならば、
そうしなければ子孫のために窒息させられてしまうからである

恋をした後の最大の幸福は、
自分の恋を告白することだ

家庭よ、
閉ざされた家庭よ。
私は汝を憎む

我々は、
まず人間から出発しなければならない

あるものを正しく判断するためには、
それを愛したあと、
いくらか離れることが必要だ。
それは国についても、
人間についても、
そして自己自身についても本当である

私は無信仰だ。
だが、
決して不信仰とはならないだろう

喜びをあらかじめ計画することをやめ、
一瞬一瞬のもつ新鮮な驚きにひたろう

未来!この未来を創造するものは諸君をおいて他にはないのです

未来は外からくるものではない。
未来は諸君らの内にある

偽りの自分を愛されるより、
ありのままの自分を憎まれる方がましだ

自分に理解力がないことを苦痛に感じるためには、
すでに相当の理解力がなければならない。
馬鹿ほどうぬぼれの強いものはない

心というものは、
使わずにおくと干からびるものである

いちばんいやらしい嘘は、
いちばん真実に近い虚言だ

人の一生は長い旅行だ。
書物や人間や国々を通ってゆく長い旅だ

憂鬱は凪(な)いだ熱情に他ならない

あらゆる瞬間を見逃さず、
今までにない新しいものをつかみとれ。
自分の好みにかまけてはならない

ただ一つのもののみを欲し、
それをずっと欲し続けるべきだろう。
そうすれば確実にそれを手に入れることができる

あえて馬鹿に見せるということは大きな知恵である。
だが、
そのためには私にはいつも欠けていた、
ある種の勇気を必要とする

あらゆる美徳は自己放棄によって完成される。
果実の極度の美味は、
果実が萌芽を求めていることにある

愛される男は、
正直な話、
女にとって、
愛を引っかける釘くらいの値打ちしか持っていない

貞淑、
それは虚栄である。
それは形を変えた自尊心である

偏見は文明の支柱である

眠りには素晴らしいものが用意されている。
すばらしい目覚めがそれである。
だが、
すばらしい眠りなど在りはしない

訪れるものを喜んで迎え、
それ以外のものを望んではならない

懐疑は、
おそらく英知の始めかもしれない。
しかし、
英知の始まるところに芸術は終焉(しゅうえん)する