名言大学

デメリットを恐れて立ち止まったら発展はない

物事には裏と表がある。
デメリットを恐れたら発展はない。
メリットをそれ以上に大きくすればいい

経営者にとって、
周囲の人間というのは極めて貴重な情報源である。
そして意思決定の際に参考にする情報には、
いいものも悪いものもなければいけない。
ポジティブな要素とネガティブな要素を総合して、
何かベターかを決めるのが、......

うちの会社には『安全第一、
営業第二』というモットーがあったが、
毎月の会議になると営業第一になり、
決算月になると利益第一になってしまう。
それで宅急便を始めたときも『サービスが先で、
利益は後だ』というモットーを作って社内に徹底させた

儲からないから止めてしまうというのでは情けないではないか。
それをやるのが経営者の意地ではないか

資材が無いというのは言い訳に過ぎない。
無いなら探してくればいい

志を高く持ちなさいということを言いたい

経営は倫理に支えられていないと、
しっかりとしたものにならない

サービスとコストは二律背反の関係だから、
利益を強調するとサービスが中途半端になってしまう

もう今までのような日本のやり方ではグローバルな競争社会の中で生き残ることができない

企業が悪い循環に入っている時は目先の損得だけを考えていると失敗することが多い

客は主婦だから、
サービス内容は明快でなくてはならない。
地帯別の均一料金、
荷造り不要、
原則として翌日配達、
全国どこでも受け取り、......

宅急便は一生懸命にお客様にサービスしようという精神があったから伸びた。
おかげで過疎地の営業所でも一年たつと必ず黒字になる、
いや過疎地ほど荷物が出るんです

毎日が日曜日だと苦痛でしょう。
人間には働きたいという基本的欲望があります。
お金も欲しいけど、
働くことによって自分の創造性が発揮できるんです。
生きがいは、
やはり働く場でしか達成できません

数千人の社員にいろいろなことを徹底させるには、
短い言葉で伝えないと浸透しない

ビジネスは何のためにあるのか?
それは働く人の幸せを実現するためにあるのです。
障害があろうがなかろうが同じです

宅急便は誰もやっていないからこそできた。
重要なのは新しい行動を起こそうという意欲を経営者がもつかどうか。
規制があっても宅急便はできたし、
規制緩和を生かせるかどうかも経営者次第

相手に対して優しいというのは相手の人格を尊重しているからである。
その根底には人間は皆平等だという考え方がある

なんでだろうから仕事は始まる

ヤマト運輸は、
監督官庁に楯突いてよく平気でしたね、
と言う人がいる。
別に楯突いた気持ちはない。
正しいと思うことをしただけである

組織が大きくなると根っこが腐り始める。
放っておくと会社の土台が揺らぐ

烏になったつもりで、
高い所から鳥瞰してみたらどうだろう

人格・品格の無い人に起業は無理です。
限りのある短い人生なんだから品格高く志高く生きて欲しい

勲章をもらって何になりますかな

能力主義とは、
能力の高い人のみを求め育てることではない。
人それぞれ、
自分の能力に合った仕事を受け持ち、
自分の持っている能力を全部さらけだして、
思う存分仕事をやることだ

良いサービスを提供すればお客様に喜んでいただける。
お客様に喜んでいただければ荷物が増える。
荷物が増えると、
エリア当たりの荷物の個数が増えて密度化が進む。
密度化が進むと生産性が上昇し、
自然に利益が出る。......

デメリットのあるところに、
ビジネスのチャンスがある

私は従業員と言う言葉があまり好きではない。
会社が雇っている人々のことは、
必ず社員と呼ぶことにしている。
それほど深い意味があって使い分けているわけではないが、
従業員の「従」という語感がどうも好きになれない

論理的に考え、
倫理観を持ち、
わかりやすく説明する。
それを続けることで、
良い社風ができるのです

自分の都合だけを考えて商売を続けていると会社は駄目になります

論理だけじゃ利益は出ない。
しかし経営に筋道を立てないと利益が出ないことも事実

宅急便を考えたとき、
単なる一企業の事業ではなく、
社会的なインフラになるし、
そうしたいと思っていた。
思い上がったことだったかもしれないが、
それは私の志だった

経営者として社員とコミュニケーションを深めようと思ったら、
社長室に閉じこもっていてはいけないと思う。
めったに人前に現れず、
どこか神秘的な雰囲気さえ漂わせている経営者もいるが、
それではトップがどんな人間で何を考えているのか、
社員には伝わらない

社員は将棋やチェスの駒ではない。
それぞれが自分の生活を豊かにすべく生きている生身の人間である。
そして彼らの幸福は、
社長の腕一本にかかっていると言ってもいいだろう

考えて、
考えて、
考え抜く。
でも、
わからないことがある。
その場合はやってみることである

企業が不祥事を起こしたとき、
会社の幹部がテレビカメラの前で申し訳ありませんと謝罪しても世間が納得しないことが多いのは、
その態度が心から謝っているように見えないからだろう

会社を潰したくなければ、
消費者の動向に常に敏感にならなければいけないし、
逆にそうした行為が会社を成長させ、
さらには日本経済の活性化につながっていく

宅急便事業開発時の5つの基本的考え方・需要者の立場に立ってものを考える。
・不特定多数の荷主または貨物を対象とする。
・他より優れ、
かつ均一的なサービスを保つ。
・永続的、
発展的システムとして捉える。......

(働いている人は)いい仕事をしたという手ごたえがあるときほど、
他人にもいい仕事をしたと認められたいのだ

人を動かす術を持ち合わせていなければ、
自分の企画を形にすることはできない

やりたいことが見つからないと言う若者は、
どこかに必ず自分にぴったりあった仕事があって、
いつかそれに出会えるはずだと言う錯覚を持っているような気がしてならない。
それは順番が逆だ。
どこかに好きな仕事があるのではなく、
目の前にある仕事を好きになれるかどうか

長期的な視野で企業にいい循環をもたらそうと思ったら、
大切なのは細かいことの積み重ね

自分に合った理想の仕事を探すのではなく、
目の前にある仕事に惚れることが大事だ

リーダーが考えるべきは部下に仕事を任せることだろうと私は思う

リーダーとしての責任を果たすためには、
多少の遠回りは覚悟の上で、
自分の頭で考えられる部下を育てなければいけない

粉飾決算は絶対にやってはいけない。
売上が目標に届かなかったときの不安や動揺はわかるが、
そこは歯を食いしばって耐えなければいけない

年功ではなく能力の有無を中心に考えるというのは正しいと思うけれど、
だから能力の高い人を大事にし、
能力の低い人はいないほうがいいというような言い方を聞くと、
ちょっと違うのではないかと思う

仕事の価値は収入の多寡で決まるわけではない

小倉 昌男(おぐら まさお、1924年12月13日 - 2005年6月30日)は、日本の実業家、ヤマト福祉財団理事長。ヤマト運輸の『クロネコヤマトの宅急便』の生みの親である。東京都出身。