名言大学

才能なきことを憂うる必要はないが、
熱意なきことを恐れなくてはならない

悩みはあって当たり前。
それは生きている証であり、
常に反省している証拠でもある

恵まれた生活も結構だし、
恵まれない暮らしも結構、
何事も結構という気持が大切だと思います

思ったことが全部実現できたら危ない。
3回に1回くらいがちょうどいい

志を立てるのに、
老いも若きもない。
そして志あるところ、
老いも若きも道は必ず開けるのである

学ぶ心さえあれば、
万物すべてこれ我が師である

僅かな人間の知恵の幅である。
賢さの中にも愚かさがあり、
愚かさの中にも賢さが潜んでいる

視野の狭い人は、
我が身を処する道を誤るだけでなく、
人にも迷惑をかける

熱心は、
人間に与えられた大事な宝である。
そして、
この宝は、
誰にでも与えられているのである

時には常識や知識から開放され、
思いつきというものを大切にしてみてはどうだろうか

自分には自分に与えられた道がある。
天与の尊い道がある。
どんな道かは知らないが、
他の人には歩めない。
自分だけしか歩めない、
二度と歩めぬかけがえのないこの道。......

自分の金、
自分の仕事、
自分の財産。
自分のものと言えば自分のものだけれど、
これもやっぱり世の中から授かったもの。
世の中からの預かり物である

私は小さい頃貧しかったので、
最初は腹一杯食べたい夢でした。
丁稚奉公にいってからは、
貯金して早く店を持ちたいと思いました。
商売をはじめても、
大きな会社など望みませんでした。......

私は、
失敗するかもしれないけれども、
やってみようというような事は決してしません。
絶対に成功するのだということを、
確信してやるのです。
何が何でもやるのだ、......

私のこれまでの人生というものは、
様々なことを教えてくれた多くの人々の「一言」によって支えられ、
成り立っていると言っても過言ではありません

社会生活は日々これ戦い、
日々これ苦難。
その時に心が動揺するかしないかは、
信念の有無で決まる

百人までは命令で動くかもしれないが、
千人になれば頼みます、
一万人にもなれば、
拝まなければ人は動かない

無理に売るな。
客の好むものも売るな。
客のためになるものを売れ

普通の努力では、
チャンスをチャンスと見極められない。
熱心の上に熱心であることが見極める眼を開く

いくら熱心でもムダなことやったらいけませんで。
それがムダかどうかは、
あなた自身で考えなさい。
これは無駄なことかどうか、
一つひとつ検討しなさい。
必ずムダなことをやっているに違いない

窮状に陥っても悲観しないことです。
自分は(戦争で)財産が一瞬にして無くなったことがありました。
しかも莫大な個人負債ができたんです。
普通は首でも吊ってしまわなければならないほどの困難な状態ですわ。
しかしこれでも死んでいる人よりましや、
弾に当たって死んだ人もたくさんあることを思えばぼくは恵まれてる、......

小利口に儲けることを考えたらあきません。
世の中にぼろいことはないから、
結局流した汗水の量に比例して、
成功するわけですわ。
汗もかかずして、
成功するということもたまにはありますけど、......

人と比較をして劣っているといっても、
決して恥ずることではない。
けれども、
去年の自分と今年の自分とを比較して、
もしも今年が劣っているとしたら、
それこそ恥ずべきことである

競争も必要、
対立することもあっていい。
だが敵をも愛する豊かな心を持ちたい

私は死の直前まで、
運命に素直に従いたい

「自分の行う販売がなければ、
社会は運転しない」という自信をもつことであり「それだけの大きな責任を感ぜよ」ということがしっかりした商売ができるかどうかの基本になりますな

どうしてみんなあんなに、
他人と同じことをやりたがるのだろう。
自分は自分である。
何億の人間がいても自分は自分である。
そこに自分の自信があり、
誇りがある。......

山は西からも東からでも登れる。
自分が方向を変えれば、
新しい道はいくらでも開ける

自分が利を得るために、
不必要に自分の膝を屈することは決してすまい。
なぜなら、
そうして得られた応援や協力は、
また目に見えないしがらみを生み、
道を暗くするからである

自らも楽しみ人々にも喜びを与える。
大切な人生をこうした心構えで送りたい

経営者にとって大事なことは、
何と言っても人柄やな。
結局これに尽きるといっても、
構わんほどや。
まず、
温かい心というか、......

素直な心で見るということが極めて大事だ。
そうすれば、
事をやっていいか悪いかの判断というものは、
おのずとついてくる

企業は存在することが社会にとって有益なのかどうかを世間大衆から問われていますが、
それに答えるものが経営理念です。
つまり、
経営者は他から問われると問われざるとにかかわらず、
この会社は何のために存在しているのかそしてこの会社をどういう方向に進め、
どのような姿にしていくのかという企業のあり方について、......

商売であがった利益は、
法律上は個人のものであるけれど、
しかし実質的には社会の共有財産である。
従ってその一部は自分の良識で使うことが許されるけれども、
大部分は社会から預かった金である。
財産があることは、......

ぼくが奉公している時分に一人前になるためには、
小便が赤くなるくらいにならないとあかんのやそういうことを二、
三べん経てこないことには、
一人前の商売人になれんぞということを、
親方から聞いた。
どういうことかというと、......

何事もゆき詰まれば、
まず、
自分のものの見方を変えることである。
案外、
人は無意識の中にも一つの見方に執して、
他の見方のあることを忘れがちである

衆知を集めないというのは、
言ってみれば、
自分の財産は自分が持っている時だけしかないと思っている人と同じやね。
少しひらけた人なら・・・全世界は自分のものだと思っている。
しかし全部自分で持っているのはめんどうだから預けておこう、
というようなもんやな

苦難が来ればそれもよし、
順調ならばさらによし、
という心づもりを常に持ち人一倍の働きを積み重ねてゆくことが大切だと思う

自分を褒めてあげたいという心境になる日を持ちたい

誠意や真心から出た言葉や行動は、
それ自体が尊く、
相手の心を打つものです

この電球はどこで光っているか知っているか?
子供たちが絵本を読んでいる。
すると、
外が暗くなる。
家の中はもっと暗くなる。
そうなれば、......

私には3つの財産がある。
それは学校へ行かなかったこと。
健康に優れなかったこと。
そして、
決断に弱かったことだ。
だから、......

逆境もよし、
順境もよし。
要はその与えられた境遇を素直に生き抜くことである

迷う、
ということは、
一種の欲望からきているように思う。
ああもなりたい、
こうもなりたい、
こういうふうに出世したい、......

誰でもそうやけど、
反省する人は、
きっと成功するな。
本当に正しく反省する。
そうすると次に何をすべきか、
何をしたらいかんかということがきちんとわかるからな。......

今日の最善は、
明日の最善ではない

昨日の考えは、
今日は一新されていなければならないし今日のやり方は、
明日にはもう一変していなければならない

大事なことは、
理屈のやりとりではない

わからなければ、
人に聞くことである

どんな賢人でも、
その人ひとりの知恵には限りがあって、
だから自分の知恵、
才覚だけで事を運べば、
考えがかたくなになる。
視野が狭くなる

松下 幸之助(まつした こうのすけ、1894年〈明治27年〉11月27日 - 1989年〈平成元年〉4月27日)は、日本の実業家、発明家、著述家。位階は正三位。パナソニックホールディングス(旧社名:松下電気器具製作所、松下電器製作所、松下電器産業)を一代で築き上げた経営者である。異名は「経営の神様」。椿大神社の「松下幸之助社」 では祭神として祀られる。その他、PHP研究所を設立して倫理教育や出版活動に乗り出した。さらに晩年は松下政経塾を立ち上げ、政治家の育成にも意を注いだ。

本・作品